こんにちは、ヒロです！
今回は「黒字経営の社長が教える、絶対に赤字にならない事業構築術」についてお話しします。
事業を始めようとしている皆さんの中には、次のような不安を抱えている方もいるでしょう。
- 「初めてなので、何から始めればいいのかわからない」
- 「本当に成功するのか不安」
- 「失敗して資金がなくなったらどうしよう」
例えば、
- 事業を始めても、赤字を出して撤退することにならないか？
- 売上が上がっても、経費でほとんど消えてしまったらどうしよう？
こうした不安を抱えている方も多いはずです。
私自身も、以下のような失敗を経験しました。
- 労力に見合った収益が得られなかった
- コロナ禍で売上と経費のバランスが崩れて焦った
また、相談に来た方の95％が次のような失敗をしています。
- 事業を始めたが、集客ができなかった
- 経費がかさみ、赤字になった
もし、今回紹介する内容を知らずに事業を始めると、次のような結果になるかもしれません。
- お客様に支持されず、集客に苦労する
- 売上が伸びず赤字になり、撤退を余儀なくされる
- ビジネスを続けられず、再就職する羽目になる
でも、安心してください！
今回の内容を実践すれば、赤字にならない事業を構築でき、成功率を上げることができます。既に経営している方も、新しい業界への進出がスムーズになるでしょう。
さらに、ビジネスの仕組みを構築すれば、自由に自分の好きなことに時間を使えるようになります。
私自身、これを実践してデリヘルで10億円を稼ぎ、事業を自動化しました。現在はドバイに移住し、夏はヨーロッパで避暑する自由な生活を送っています。
あなたも、事業を成功させて好きなことをして暮らしたいと思っているなら、今回の記事が役に立つでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
では本題に入りましょう！
今回は「黒字経営の社長が教える、絶対に赤字にならない事業構築術」をご紹介します。成功している事業は、初めからしっかりと構築されているものです。今回は、赤字にならないためのコンセプトメイキングや収支計画について解説します。
そもそもなぜ経営が赤字になるのか？
事業経営が赤字になる原因とは何でしょうか？まず、赤字になる原因を考えてみましょう。
一般的な原因として、広告費、家賃、機材代、材料費、水道光熱費などが挙げられます。これらの中でも特に大きな問題となるのが、固定費の支払いが高い場合です。たとえば、ショッピングモールのテナントはしょっちゅう入れ替わっています。
これは、テナント料が売上とあまり変わらないか、場合によってはテナント料が売上を上回ってしまい、赤字になることが原因です。いくらお客様に支持されて売上が多くても、支出がそれを上回れば赤字になってしまいます。
ですから、事業を始めるときは固定費を抑えることが重要です。固定費がかからない、またはあまりかからないような形で始める方法を考えましょう。たとえば、賃料の高い場所を避けたり、必要最低限のスタッフで運営を始めるなどの工夫が必要です。
次に、広告費について考えてみましょう。広告費に予算をかけすぎることも赤字の原因になります。たとえば、飲食店を始める場合、ホットペッパーや食べログなどのグルメサイトに掲載することを考えるかもしれません。
それ以外にも、Googleのリスティング広告やSNS広告など、さまざまな広告手段があります。しかし、これらを一度にたくさん展開すると広告費がかかりすぎてしまい、売上が立っても広告費でほとんど消えてしまうことがあります。最悪の場合、赤字になることもあります。
広告を出さないとお客様が来ないと思うかもしれませんが、ここで提案したいのは、広告の媒体を絞ることです。たとえば、Instagram広告など、SNS広告を低予算で始めることをおすすめします。いろんなところに広告を出すと当然お金がかかりますので、まずは特定の媒体に集中して効果を測定しながら進めていくと良いでしょう。
このように、事業を成功させるためには、固定費を抑え、広告費を効果的に使うことが重要です。特に、初期段階では無駄な支出を避けるために、徹底したコスト管理を行いましょう。固定費や広告費に対する意識を高めることで、赤字を避け、事業を安定させることができます。
見切り発車で始めない
事業を始める際には、見切り発車で始めないことが非常に重要です。
あなたも、定年退職後にそば屋などの飲食店を始めた人が、結局うまくいかずに1年以内にやめてしまった話を聞いたことがあるのではないでしょうか？多くの場合、こうした失敗は「店を出しておいしい料理を提供すればお客様は来てくれる」と思い込んで始めてしまうことから起こります。しかし、これは大きな間違いです。
例えば、
- 近所に同業種のお店があるかどうか
- どんなお客様に来てほしいのか
- 出店するエリアの人口や年齢別の人口
といったことを考慮せずに始めると、うまくいかないことは明白です。
近所に同業種のお店があり、ターゲットとなるお客様の層も同じであれば、競合と顧客を奪い合うことになります。特に、既に集客力のある競合が近くにあれば、新規参入者が勝つのは難しいです。
例えば、あなたがとんこつラーメンのお店を始める場合、近所に有名なチェーン店や長年営業して評判の良いお店があったら、勝てる見込みはほとんどありません。事業を始める前には必ず市場調査や競合調査を行い、ターゲットとなるお客様やお店のコンセプトを明確にする必要があります。
市場調査や競合調査は地道な作業ですが、これを行うことで将来のリスクを大幅に減らすことができます。事業が成功すれば多くの収入を得られますが、失敗すれば多額の借金を抱えるリスクもあります。
コンセプトメイキングを行う前に、まず以下のことを考える必要があります。
- 目的とターゲットの明確化
- ペルソナの設定
これらをしっかり行うことで、コンセプトを決めやすくなり、ユーザーが求めていることがわかります。コンセプトが定まらないと、提供する商品の統一性がなくなり、お客様に「このお店は何のお店だろう？」と思われてしまいます。
例えば、あなたの家の近くにあるAという飲食店が、ラーメンやお寿司、中華料理など様々な料理を提供していたら、「この店、大丈夫？何が専門なのかよくわからない」と思いますよね。専門性がはっきりしている方が、お客様にとって魅力的です。あなたの事業がラーメン屋であれば、ジャンルを絞り、ペルソナ設定からお客様の好みに合わせた専門性を持たせましょう。
ただし、コンセプトを完璧に作り込もうとしすぎて、事業の開始が遅れてしまうのは避けてください。例えば、完璧な書類を作ろうとしてなかなか終わらない経験があるかもしれませんが、コンセプトも同じです。60〜80点くらいの状態で事業を始め、フィードバックや市場の状況を見ながら修正していくことが大切です。
これらのポイントを押さえながら、事業の成功に向けて計画を立てていきましょう。
収支を試算する
次に、事業の収支を確認することが重要です。
収支を把握することは基本中の基本ですが、意外と忘れてしまうことも多いのではないでしょうか？これを怠ると、赤字に気づかず、最悪の場合、撤退を余儀なくされることになります。
例えば、あなたが洋食店を始めるとしましょう。駅前の一等地であれば、まず家賃がどれくらいかかるかを確認し、それに加えて以下の経費を考慮します。
- 水道光熱費
- 通信費
- 材料費
- 人件費
これらを合計して経費を確認します。そして、メニューの価格やターゲット層を考えながら、以下の点を試算します。
- 顧客単価に対してどれだけ集客できれば支出を上回るか
- どれだけ売上を立てれば損益分岐点を超えるか
- 損益分岐点を超える売上がどれだけあれば経営が安定するか
「計算方法がわからない」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
収支計画書を作成すれば試算できます。収支計画書とは、今後の収入と支出を予測し、予測に基づいて事業を運営する計画を立てるものです。本来は融資を受けるための資料ですが、そうでなくても作成した方が良いです。
収支計画書を作成するためには、以下のことが必要です。
- 起業時にかかる支出の洗い出し
- 経営の安定に必要な利益
- 事業の安定に必要な期間
- 商品やサービスの価格設定
例えば、洋食店を始める場合を考えてみましょう。初期費用には以下のものが含まれます。
- 物件の保証金や敷金、前家賃、仲介手数料
- 物件の内装工事費
- 厨房設備や客席什器の購入費
- 材料の仕入れ費用
これらの初期費用と毎月の支出を把握し、必要な利益や価格設定を考慮することで、事業の具体的な見通しを立てることができます。
私は常に収支計画書を更新し、実際の収支を毎月確認しています。赤字になる事業の多くは、収支計画書がなかったり、雑に作られていることが原因です。
収支計画書の書式は日本政策金融公庫のWebサイトで提供されていますし、参考資料も同じサイトにあります。ぜひ、収支計画書を作成して、事業の成功に向けた準備をしましょう。
キャッシュフローを確認する
事業を始めたら、キャッシュフローを必ず確認しましょう。
キャッシュフローとは、一定期間内の現金の収入と支出のことで、お金の流れを把握するための非常に重要な指標です。これをきちんと確認しないと、たとえ黒字でも倒産するリスクがあります。
「え？黒字なのに倒産するなんてあり得るの？」と思うかもしれませんが、実際に起こりうることです。黒字であれば収入があるはずですが、その収入がいつ入ってくるかが問題なのです。
例えば、あなたが建設業をしているとしましょう。建設業では外注業者に毎月外注費を支払う必要がありますが、お客様からの入金は工事完了後の3〜4ヶ月後になることが多いです。つまり、出ていくお金に対して入ってくるお金が追いつかないことが頻繁に発生します。
売上がすぐに入金されれば問題ありませんが、問題は売上がいつ入金されるかです。例えば、お客様に商品を販売して売上が立ったとしても、その入金が半年後だったらどうでしょう？その間に現金が不足し、最悪の場合倒産するか、借り入れをしなければならない状況に陥ります。
売上の入金が遅いと分かっている場合は、事業を拡大するためにやるべきことや、経営者としてやりたいことにどれだけお金がかかるかを計算し、必要な分を確保するために固定費を抑える必要があります。固定費は注意しないとどんどん増えていきます。店舗や事務所の家賃が高かったり、必要以上に人を雇うと、固定費が膨れ上がります。
キャッシュフローをしっかり確認しておかないと、起業前に試算した収支通りに進まないことがあります。その結果、黒字でも倒産してしまう可能性がありますので、必ずキャッシュフローを確認してください。
まとめ
事業を成功させるためには事業構築はマストです。
ここがしっかりしていないことには、
あなたの事業がうまくいくことはまずありませんし、
事業を始める前に必ず勝てるコンセプトを決めて、
ライバルに差をつけましょう。
そして、それにかかる収支を試算したり、
開業後もキャッシュフローがよくなるように
お金の使い方や入るタイミングを
しっかり把握しておくことで、
あなたの事業を成功に導くことができます。
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ということで今回は「黒字しか出したことない社長による絶対に赤字にならない事業構築術」というテーマでお話ししました。
どんな学びにもアウトプットが大切なので、ぜひコメント欄を使ってアウトプットしていってください
