風俗開業準備

デリヘル開業の全て〜コンセプト・ホームページ〜

 

前回の記事に引き続き、デリヘル開業の全てについてお話していきます。

デリヘル開業はリサーチ→コンセプト→ホームページ→リストマーケの構築→風俗営業許可の申請→広告で他店に勝つとこの順番で進めてください、というお話をしてきました。

前回はリサーチについてお話してきました。今回はコンセプト・ホームページについて解説します。

 

コンセプト


ずっと生涯使うものになるので、コンセプトを決めるのは大変です。ちなみに、私の店ヴェルグは『モデルと遊ぶ』というコンセプトになります。コンセプトを決める時に大事な点を解説していきます。

まず1つ目、新しいことはしないでください。

リサーチした100店舗の中で今、100店舗の中になかったからこれやるというような全く今までにないことをしないということです。


例えば、よく私が例に出すのは『デッドボール』という店ですが、鶯谷のデッドボールさんというのはブスしか来ないんです。ガリ・ブス・デブしか来ない、そういうお店なんです。コンセプトが尖っているのがわかりますよね。

ブスしか来ない、それが成り立つんですかという質問もあるのですが、成り立つのです。例えば罰ゲームで使われたりとかします。つまり、今までになかったものを作って成功した例です。


『ロボットデリヘル』さんとかもそうです。ロボットが行くわけではなくて、女性がロボットのふりをして行くというものですが、こういうのはコンセプト勝ちした例です。

そしてみんなここに陥りがちです。やってもいいですが、それは一か八かでホームランを打つか打たないか、みたいな勝負になってきてしまうので、私はおススメしていません。

では、何をオススメするのかというと『真似してずらす』ということです。マーケットというのは市場で、お客さんがそこにいるわけです。実際にシティーヘブンで、1日に何100万何1,000万のお客さんが使っているわけです。そのマーケットに意味しないとなかなかお客さんが付きづらいわけです。

例えば、先ほどの『デッドボール』さんにしても、最初はその認知を広げるのにめちゃくちゃ大変なわけです。よく努力したと思いますよ。

なのでつまり、『この真似してずらす』ということは勝つ確率を上げるという意味でコンセプトで大事にしていることです。

私のお店は『モデルと遊ぶ』というお店で、普通に聞こえるかもしれないですが、私が意識したことは、高級デリヘルをリサーチしていた時に「芸能人が来ますよとか、グラビアアイドルが来ますよとか、モデルが来ますよとかAV女優が来ますよとか」、すごいことが書かれていました。私はそれを見た時にほんまかいなと思いました。

多分多くの人は最初に見た時にそう思うと思います。本当にこれ来るの?芸能人とか言ってるけど普通の子来るんじゃないの?みたいな感じで思うわけです。なので、どの店もそんな感じで書いてあったので、いや、これは1個、何か特化した方がいいなと思いました。

ニッチのニッチを選ぶということです。専門化するということです。それを私は『真似してずらす』という言い方をしています。なのでモデルというのは、その芸能人とかAV女優とか、この大きな括りの中にはあるけど、一つ下の階層になります。なので、それの専門性ができます。

モデルというのを大きく打ち出しているのがなかったので、『モデル」というのはまず使いました。そして、『遊ぶ』というのも意味があります。デリヘルというのは、使っていると分かりますが、ベルトコンベヤーみたいな感じで、女性がどんどん疲弊していくわけです。


女性側の気持ちになったことはないと思いますが、例えば大衆のデリヘルで1万とか2万円の価格のデリヘルだったら、人気の女性は1日10本とかお仕事で行くわけです。10人の男性を相手するわけですが、10人目の男性なんか疲れてしまうわけです。

40分とか30分くらいの短い時間でどうやって男性を満足させればいいかとなるわけです。その時、男性側のイメージとしては女性が塩対応になってしまい満足できないとなってしまう。デリヘルをもし使ったことあるなら経験ありますよね。

せっかく、楽しみにしてお金を払ったのに女性がすごい疲れていて、なんかもうすっごい早くいけよみたいな感じでやられてしまうのです。そういうサービスを受けるような経験があると思います。でも仕方ないのです。

なので、それを逆手に取って、私の店ではそんなことはありませんよということを言いました。

モデルと遊べますよ、遊ぶ雰囲気ですよと伝えました。仕事みたいな形ではなくて、モデルと遊ぶことができるということを想いに込めました。なので私の店はデートコースをしっかりと用意して、2時間食事することもできますし、そのあとプレイすることもできるよと。

そのようなイメージでコンセプトを作りました。これもずらしていますよ。ただ、エッチなことやサービスができるだけじゃないよという、しっかりそういう風に遊ぶことができるよ、なかなか出会えないモデルと遊ぶことができるよというコンセプトの決め方にしました。なので、私の例を参考にしながら、真似してずらすをやってみてください。

『神乳』という神様の乳、おっぱいの形がめちゃくちゃいいという、そういうお店を作って成功された方もいます。なので本当に1通りだけではありません。自分でもリサーチをしながら、これはいけるなっていうのを作ってみてください。


次に店名を決める。店名はそんなに重要ではないです。「エロ学園」とか「エッチな学園」みたいな、ちょっとオモシロ系とかちょっとエッチな感じの名前にするってことをやってしまいがちですが、私はあんまりオススメしてないです。

オーナーの意志が分かるようなお店の名前がいいと思います。ちなみに『ヴェルグ』というのは、造語ですが、ベルクハインという、ドイツの世界で一番有名なクラブがあります。踊る方のクラブです。

ファッショナブルなクラブ「ベルクハイン」とファッション雑誌VOGUEを組み合わせて『ヴェルグ』という名前にしました。知っている人は知っているという。意志を感じる、深みを感じるような名前にしています。別にそれにとらわれることなく、自分の思いが伝わるような、名前にするといいと思います。

または、どんな女性がいるか。『ヴェルグ』だとファッションの方はモデルと遊ぶっていうコンセプトと合致していますよね。なので、そのコンセプトに合致するような名前というのも素晴らしいと思います。

あともう1個、店名で気をつけたいことは検索です。
お客さんが一回そのお店を知った後に、もう一回見に行きたい時に検索して出てくるかどうか。例えばさっき「クラブアイリス」さんというデリヘルのお店ありましたが、これ「アイリス」と検索すると「アイリスオーヤマ」さんが一番上に出てきます。

なので「アイリス デリヘル」と検索すれば出てくるのですが、そういうところも『ヴェルグ』だったら他がないので、『ヴェルグ』が一番上に出てきます。そういうこともありますので、SEOを意識する。でもそこまで重要じゃないです。「○○ デリヘル」と検索すれば出てきますので。

ホームページ

続いてホームページです。リサーチとコンセプトを決めたら次はホームページの構成を決めます。構成は何のことかというとページです。女性一覧や、メルマガの登録ページ、スケジュールのページ、求人のページなどがありますよね。

これも見ていくと、その順番というのもありますし、料金とコンセプトを別のページにするのかなど、そういうのはリサーチするとどんどん分かってきます。そのユーザーの気持ちになって、一番これが見やすいな、こういう流れになるだろうな、このページはいらないな、このページはいるななどと、ホームページの構成を決めていってください。

これをやらずに、外注してしまう人もいます。ホームページ制作会社に投げていいのですが、やらずにこういう店名とこんなコンセプトを決めたので、あとをよろしくお願いしますとやる人がいるのですが、これだとうまくいかないです。


全然ユーザーに道が分からない、問い合わせボタンをどうするか、決済ページどうるすかなど細かく見ていくとどんどん出てきます。そういうのをくまなく、ちゃんと見てテキストベースで見て、スライドシートにまとめて、ちゃんと自分で把握して、自分で決めてください。

続いて、ホームページ制作の注意点の6つのポイントを言います。

 

デザイン

 

まずはデザインです。デザイン決めて女性写真とプロフィールですね。これは自分で入れないと駄目です。

女性写真とプロフィールはすごい時間がかかりますがしっかり時間をかけてください。これがないままのデザインで制作会社に投げてホームページできました、広告書けます、みたいな時になって、女性の写真とプロフィールが全然揃ってなかった…どうしようみたいな感じで…。それは失敗します。

少なくとも5人から10人ぐらいは女性のプロフィールがある状態でスタートしてください。

これはダミーだろうが、自分で借りた人だろうが、スカウトから来た人でも誰でもいいのですが、必ずそれはやってください。

料金設定。これも曖昧なまま、高級デリヘルだから3万、5万、8万でいいでしょと大曖昧なまま決めて、進めていってしまうというパターンが見受けられますので、しっかりリサーチしてこの価格帯だったら勝てるというところを決めてスタートしてください。

 

スケジュール機能

 

次にスケジュール機能。これは風俗専門のホームページ会社でないとない場合が多いです。スケジュール機能のちゃんとあるところで選んでください。

メルマガ登録のページ、それからキャンペーン。ここまで全部リサーチして自分のお店を決めてから、ホームページ制作会社に投げるようにしてください。

デザインのところで大事な点はビジュアルボードなのですが、これはちょっと後で解説します。

デザインを投げて上がってきた時のことを言うと、まずはそのコンセプトに合致しているかです。デザインでよくダメなのが、参考サイトをデザイナーさんに投げてないというのがあります。デザイナーさんが決めればいいでしょうというようにして、自分に責任なく出して、上がってきたデザイン見て全然イメージ違うんだけどみたいになることもあります。

しょうがない。広告はもう次の来月の午後決めちゃったから、もうこれで全然行っちゃうみたいな、そういう流れがよくありますので、そうではなくてしっかり、自分で参考デザイン探してください。

『参考 ウェブデザイン』とかで検索すると、デザインの色んな種類が出てきますので、そういうのを見て、デザインを探してください。

 

女性写真・プロフィール

 

これの大事なポイントはまずは補正のことを勉強していきましょう。大事な4つのポイントは、①顔、特に口周り②お腹周り③バスト④腕、脚です。女性写真の補正について、具体的にちょっと写真を見てみましょう。

こんな感じです。実際に私が補正をする外注さんがいるのですが、その人に補正のレベル感の参考ということでね。見せているやつです。これが元画像です。スタジオで撮った元の画像で、これが補正した画像になります。

結構、ギリギリっちゃギリギリですよね。パネマジでお客さんが悲鳴を上げるかどうかというところですが、お店としては、もちろん、女の子を綺麗に見せたいので、ギリギリのラインでやっていかないとダメです。

補正しすぎたら、もちろんダメです。それはリピートされなくなってしまうのでダメなのですが、私がコンサル生に言っているのは、ライティングで変わる程度のものだったらありという風に言っています。実際に女の子がお客様の元に、ホテルに行って暗くなったりとかした時に、美しく見える形の範囲内であれば写真補正OKです。

なのでさっき伝えたポイントです。顔周り見てみてください。このほうれい線とか眉毛とか頭の形を少し修正しています。輪郭は顎をちょっと引き締めている感じです。この子の本来の美しさがちゃんと表せるように補正をしている形です。お腹まわりとかも、ちょっと細くしています。脚と二の腕も少し修正しています。これが補正のレベル感です。


やり過ぎパターンとここまでOKですよというパターンを補正する外注さんに渡すとしっかりこの通りできます。例がないと、写真を補正する側も外注さんも困ってしまいます。技術があればあるほど全然別人に可愛くできてしまうので、どの程度やればいいのか、どれくらいやるかというのを教えてもらわないとわからないと思います。
言葉だけでは伝わらないので、補正のサンプル写真が必要です。

 

料金設定・スケジュール機能・メルマガ登録・キャンペーン

続いて料金設定、スケジュール機能、メルマガ登録、キャンペーンですね。メルマガ登録は本当に大事です。これは後ほど書いていますが、どんな無料プレゼントを設置するか、それからこのホームページの中でどこにこのメルマガ登録のバナーやページがあるかというのが大事です。

『ヴェルグ』は、かなりメルマガ登録、LINE登録、テレグラム登録を促していますので、だいぶ目立つところにあるということです。こういうのも意識しないとホームページ制作会社の方はわからないのでやってください。


キャンペーンはメルマガ登録でいくら引きとかを作ってください。ホームページ制作会社は、ここまでやってから決めてください。ホームページ制作会社の決め方としては、風俗専門ホームページ制作会社と検索すると出てきますので、それの実績と値段を見て決めていってください。


私は、マグナムさんというホームページ制作会社が安くてクオリティーもしっかり出せるので、そこに決めています。検索すれば出てきます。


ホームページの依頼方法です。これはビジュアルボードのことですが、ビジュアルボードはコンセプトの文章、料金体系、キャッチコピーなどを書いて、他店のホームページを載せて、こういう風にしたいとか、女の子の雰囲気が、ちょっと大人っぽい感じで、身体のラインがわかるタイトなワンピースを着ていて、クラブのような夜のイメージ、セクシーな写真だったら、こういう写真のイメージですというのをのせていきます。


ビジュアルボードというのは、デザインよりはお店がどういうことを目指してるのか、というのを書いてます。こういうのをデザイナーさんに渡すといい判別ができます。

 

クレジット決済会社

では次にクレジット決済会社の選定と設定です。クレジットカードの決済を入れるの忘れてしまうことが多いと思いますが、必ず入れてください。

デリヘルでは結構現金商売でクレジットカードを使う人があんまりいないというのも現状としてはあるのですが、ただ現金持ってないとか、クレジットを使いたいという要望はありますので、必ずこれは設定してください。ちなみに、風俗業としてクレジット決済会社を選ぶと断られることもよくあります。なので風俗OKのクレジット決済会社を選ぶ必要があります。

 

私はスターペイメント社っていうところを使っていました。

決済手数料が8%で、結構高いです。10万円だったら8,000円払わないといけないので、ちょっと悩みましたが、お客さんには、10%で支払っていただいているので大丈夫なのですが、お客さんの負担も減らしたいというところもありました。なので、最近、スマートペイメントさんって日本の風俗専門のクレジット決済会社というところから営業がありまして、決済手数料が3.9%。ただ、決済なので例えば止まっちゃったり、支払いが何かペンディングされたりみたいなことも、別の業態で聞きます。そういうところをちゃんと回してみないと分からないのでこれを今回し中です。

 

なので皆さんは、こういうのがあるということも知りつつ、自分でも調べて、クレジット決済風俗っていうので調べて、ちゃんと信頼度や実績があるところを選んでください。

 

CTIの導入

続いて、CTIの導入です。CTIは何かというと、デリヘルの場合、電話で問い合わせが来ます。電話で問い合わせが来た時に瞬時にこのパソコンの中に設定してお客さんの電話と紐づいていて、お客さんの利用履歴がぱっと出てくるシステムのことです。

 

これを導入するかしないかですね。私のお店は今はしてるのですが、創業時はしていませんでした。全面スプレッドシートでお客様を管理していました。そんなにお客さんの数も最初は多くないと思いますので、初期費用の削減というところから導入してませんでした。

 

お客さんの数が多くなったり、1日に10本20本で決まるようでしたら、入れないと訳分からなくなってしまうので、入れた方がいいと思います。大体今は月2万円ぐらいを支払ってCTIを使っています。なので、本当に初期の初期で、テストマーケティング段階では月2万円は結構大きいのでまだ導入しなくていいと思います。それを広告費に充てられた方がいいと思います。なので、CTIに関しては余裕があれば導入するけど、無ければしなくてもお店自体は回るということです。

 

転送電話設定

続いて転送電話の設定です。

ホームページを作る時に携帯電話の電話番号でお店を作ってもいいですか?という質問がよくあります。結論は別にいいと思います。お客さんは可愛い女の子が来ればいいだけなので、携帯電話だから頼まないというのはほとんどないと思います。

 

ただ、これも、地域の特性や他のお店がどうしてるか見てから判断した方がいいと思います。今、市外局番じゃないから携帯電話だから頼まないってことはないと話しましたが、最後の最後にその1%の可能性で断られてしまうというか、電話をかけてこないということもあり得ます。気にされるお客さんは「あれ?これ何か個人でやってて怪しそうだな」「騙されたくないな」といって、他の店へ行っちゃうこともあり得ます。

 

私の場合は03番号を創業時から取得してました。その時に「Toones」というサービスを使っていました。03番号をインターネット上で取れて、そこから携帯に転送できるっていうサービスがあったのですが、なくなってしまいます。なので似たようなサービスがあるのかどうかって調べるところからになります。

とにかく、判断基準としては、その1%の可能性をなくすかどうかぐらいの話ですので、携帯電話だからダメだよという話ではないです。実際にNTTで事務所を借りて、NTT契約してという風にやってくと大体10万円くらい初期でかかり、毎月固定費も1万円ぐらいかかってくると思います。初期の段階では痛いと思うので、ここは取捨選択で各々判断してください。

ここまでがホームページの話でした。

さて、今回も少し長くなってしまいましたので、続きは次回の記事で解説していきます。

 

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ということで今回は

「デリヘル開業の全て〜コンセプト・ホームページ〜」

というテーマでお話ししました。

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