風俗開業準備

デリヘル経営では盗撮に注意!対策や客の手口を徹底解説!

デリヘルを経営する上で、女性の身の安全を確保しておくことは、キャストの集まりやすさに影響します。いいキャストがいないと売上が上がりづらいので、女性が安心して働ける環境を用意することは重要です。

特に盗撮は、女性が働く上で最も不安に感じていることなので、しっかり対策しておかないとキャストが集まりづらくなってしまいます。

それでは具体的に、デリヘルを経営していく上で盗撮に対してどのように対策を取ればよいのでしょうか。デリヘルでよく用いられる盗撮の手口やその対策について解説します。

デリヘルで盗撮する客の手口

デリヘルで盗撮する客の手口

デリヘルで盗撮する客は、どういった手口を使っているのでしょうか。

デリヘルの盗撮でよく使われる手口は、主に3つ挙げられます。その3つについて詳しく解説します。

盗撮用スパイカメラを使う

まずはスパイカメラを使うという手口です。スパイカメラとは、ペンやスマホの充電器などの中にカメラが仕込まれているものです。

あたかも充電器など本来の用途で用いるものに見せかけて、実はカメラが内臓されていて盗撮もできるようになっているのです。

他にも時計やメガネ、車のキー、ライター、USBの中にカメラが埋め込まれているものがあります。

見抜くのが難しいかもしれませんが、こうしたものが不自然な位置に置かれていたらスパイカメラでの盗撮が疑われます。

またライトも付いているので、車のキーやライターに不自然にライトがついている場合も、スパイカメラでの盗撮の可能性があります。

盗撮用のスマホをカバンに忍び込ませる

スマホをカバンに忍び込ませる

デリヘルで盗撮する手口として、スマホをカバンの中に忍び込ませて撮影するというものも使われます。

こちらはカバンが不自然な位置に置かれていたり、カバンの中からスマホの頭部分が出ていたりすると、盗撮の可能性があるというので事前に見抜くことができます。

また、カバン以外にも脱いだ服の下にスマホを隠して撮影したり、スマホをベッドに立てかけて撮影する人もいます。今の時代スマホを使わない人はいませんが、プレイ中にやたらとスマホを気にする場合、スマホでの盗撮が疑われます。

目隠しさせてその隙に撮影

女性に目隠しをさせて、その隙を狙って盗撮をするという手口もあります。こちらは女性が抵抗できず何をされているかわからない状態なので、お客がやりたい放題できてしまいます。

電話で目隠しプレイができるかを聞いてきたり、女性に対してやたらと目隠しプレイを強要する場合、盗撮しようとしている可能性が高いと考えられます。

デリヘルで盗撮されない対策

デリヘルで盗撮させないための対策

デリヘルで盗撮されてしまったら、その動画がネットに流出してしまい、女性に被害が出てしまうので、盗撮されないよう事前に対策を打っておきたいです。

盗撮対策としては女性ができることとデリヘル経営者とでできる対策が変わってくるので、この2つの視点で盗撮の対策について解説します。

盗撮をした場合の罰則を明記する

まずはデリヘル経営者ができる盗撮対策として、罰則を明記することが挙げられます。

盗撮に対する罰則がHPで明記されていると、無意識のうちに恐怖を感じ、盗撮はしないでおこうという心理が働きます。

また電話を受けた際に、必ず注意点として盗撮のことについて触れるようにすることでも、お客の脳内に盗撮した際の恐怖を植え付けることができるので、盗撮の防止に繋がります。

また、万が一盗撮があった場合、HPに盗撮に対する罰則が明記されていなかったら、罰金を取るのも難しくなる可能性があるので、必ず盗撮に対する罰則は明記しましょう。

キャストに盗撮の手口を共有

キャストに盗撮の手口を共有

キャストに盗撮の手口を共有することで、キャスト自身が盗撮に対してのアンテナを貼り、事前に盗撮を予防できます。こちらもデリヘル経営者ができる盗撮対策です。

キャストに対して、盗撮予防のための講習会を開いてあげたり、面接の際に盗撮を予防するための知識を教えてあげたりしましょう。

しっかり女性に対してリスクとその回避方法についても説明してあげることで、お店に対する信頼度も上がり、長く働いてもらうことができます。

スマホの置き方で盗撮を見抜く

ここからはキャスト側ができる盗撮対策になります。盗撮はスマホでされることが多いので、キャストはお客のスマホがある場所を把握するようにしましょう。

スマホがある場所が把握できていると、お客が不自然にスマホに手を伸ばそうとした時に気付けたり、カメラがどちらを向いているかをチェックできます。

スマホを壁に立てかけるように置き、カメラがこちら側を向いている場合は盗撮している可能性が高いので、その場合はさりげなくお客のスマホに触れてスマホを倒すようにしましょう。

盗撮用カメラと思われるものの前に荷物を置く

カメラの前にカバンを置く

スマホの他にも、不自然に光っているカメラのようなものを見かけたら、自分のカバンなどをそのカメラの前に置きましょう。カメラに触れることなく盗撮を予防できます。

盗撮をするお客は、カメラの位置とベッドの位置をかなり気にします。カメラの前に物を置かれたら、慌ててそれをどかそうとしてきます。

カメラの視界を遮った時に、あきらかにお客の態度が変わったら、盗撮とみて間違いないでしょう。

部屋を暗くして盗撮を防止

部屋を暗くするというのも、デリヘルで盗撮されないためにできる対策の1つです。

部屋を暗くするとカメラには何も映らなくなるので、もし盗撮をしようとしているお客の場合、電気を消すのを断ります。

もし盗撮が疑われる場合は、「恥ずかしくて」「明るいと集中できなくて」といった言い訳をつけて、極力電気を消してプレイしましょう。

盗撮されないように目隠しはしない

女性に目隠しをさせて、見えない隙を狙って盗撮するというお客もいます。そうしたことをされないよう、目隠しはしないのが無難です。

もし何度もリピートしてくれて信頼できる人の場合ならこうしたプレイを許容するのもありですが、全く見ず知らずで信頼できない人に対しては目隠しをしてのプレイは盗撮のリスクが高まります。

お客によってプレイの許容範囲を調整し、盗撮を防止しましょう。

デリヘルで盗撮した客がいた場合の対処法

デリヘルで盗撮客がいた場合の対処法

しっかりと対策を取っていても、デリヘルでこっそり盗撮をしようとする人は一定数出てきます。

もしデリヘルのプレイを盗撮されていたことが発覚した場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。

実際に盗撮が発覚した際の流れに沿って解説していきます。

盗撮被害に遭った場合はまず店舗に連絡を入れてもらう

盗撮が発覚するのは、ほとんどの場合女性がカメラを見つけたり、スマホで録画されている画面を見た時です。

プレイ中に盗撮を見つけた場合、まずは店舗スタッフに連絡を入れましょう。お客にはプレイが一区切りしたところで「店から連絡来たので少し返しますね」と言ってLINEで「盗撮されています」と送れば、怪しまれることはありません。

ここでお店に連絡を入れずにお客を問い詰めようとすると、様々なリスクがあります。相手は男性で一般的に女性より力が強いので、強引にスマホを奪って削除しようとしても、力で負けてしまいます。

また、盗撮していたことを指摘すると、逆上して逆に脅される場合もあります。

他にも、盗撮していた動画を削除されてしまう可能性もあります。この場合、動画は流出することはありませんが、仮にお客が「盗撮をでっち上げられた」と主張すると、お客が盗撮していた証拠が残っていないため立場が不利になります。

警察や弁護士が動くためには証拠が必要になるので、盗撮された場合、お客が証拠を消さないように対処したいです。

そのため、必ずお店に連絡を入れ、お店のスタッフが適切な対処を取るように連携を取ってください。

盗撮の証拠を確認する

盗撮の証拠を確認

お店に盗撮があったことを報告すると、スタッフが今いる部屋まで駆けつけます。そして状況を説明し、お客に対して盗撮していないか確認させて欲しいという旨の交渉を行います。

盗撮の証拠を抑えるまでは、お客が盗撮したかどうかはわからないので、あくまでお客にも女性にも気持ちよく遊んでもらうために一度確認が必要だ、というスタンスで話を進めましょう。

盗撮の証拠を確認できたら、お客がそれを削除しないよう一時的に預かるようにしてください。データを消去されてしまったら、警察や弁護士に動いてもらうことができなくなってしまいます。

盗撮した客に示談金を請求する

盗撮が発覚した場合、示談金を要求できます。相場は100万円以下と言われています。

示談金については、HPに記載している場合は記載通りの金額を請求するようにしましょう。

お客が示談金の支払いに応じる場合は、示談書を作成しましょう。示談書は、お客が自ら盗撮したことを認め、それに対して金銭を支払うことを了承する書類です。

これを記載していないと、後日振り込みますと言ってその場では見逃したけど、いつになってもお金が振り込まれず連絡も取れなくなってしまった、ということにもなり兼ねません。

応じない場合は、警察を呼ぶ

警察を呼ぶ

しかし強情なお客の場合、撮影したものを見せなかったり、示談金を支払うことに応じない場合もあります。その場合は警察を呼んで対応してもらいましょう。

中には風俗で隠し撮りをしても犯罪にならないと主張するお客もいますが、

・肖像権若しくはプライバシー権の侵害
・名誉毀損
・都道府県迷惑防止条例等違反
・わいせつ電磁的記録の頒布罪、同有償頒布目的所持罪

などの罪に問うことができ、警察を呼べば現行犯逮捕されるので、お客の貼ったりに惑わされないようにしましょう。

警察が到着したら、あとは警察に任せれば大丈夫です。警察がくるまで、お客が逃げないようにしっかり見張っておきましょう。

後からわかった場合も慰謝料を請求できる

その場では盗撮されていることに気づかなくても、ネットでたまたま盗撮されていた動画を見つけたりすることで、盗撮が発覚する場合もあります。

その場合もまずはお店のスタッフに連絡を入れましょう。後日盗撮が発覚した場合も、慰謝料の請求ができます。こちらも警察に盗撮された旨の被害届を出し捜査をお願いしましょう。

デリヘルの盗撮で逮捕された事例

盗撮で逮捕された事例

2024年2月に、静岡県でデリヘルの盗撮を行ったとして逮捕された事例が上がっています。2023年7月から新たに撮影罪が施行され、この事件は撮影罪が適応されて現行犯逮捕となった事件です。

「女の子が盗撮された」派遣型風俗店の女性従業員を盗撮した疑い 46歳男を逮捕=静岡県警

2月24日午後、浜松市中央区の宿泊施設で、派遣型風俗店の20代の女性従業員の裸をスマートフォンで盗撮したとして、46歳の男が逮捕されました。

性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは、静岡県浜松市中央区の土木作業員の男(46)です。

警察によりますと、男は浜松市中央区の宿泊施設で派遣型風俗店に勤務する20代女性の裸をスマートフォンで盗撮した疑いが持たれています。

引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/7c423d79ae03804a0884c47f600ec264bd202080

証拠がない状況でも現行犯逮捕された事例もあります。札幌のデリヘルでの盗撮事件は、盗撮をしたお客が証拠となるカメラを破壊しました。証拠となる映像は消去されましたが、現行犯逮捕されています。

女性が犯行に気付き、その後関係者から「女の子が盗撮された」と110番通報し、逮捕に至ったということです。

警察の調べに対して、男は容疑を認めているということです。

盗撮狙いか、NHK職員を逮捕 風俗店の女性にカメラ 北海道警

札幌市内の風俗店で女性にカメラを向けたとして、北海道警札幌中央署は7日、道迷惑行為防止条例違反の疑いで、NHK札幌放送局の技術職員〇〇容疑者(58)=札幌市中央区大通西=を現行犯逮捕した。

「盗撮したことは間違いない」と容疑を認めている。

逮捕容疑は6日午後9時10~40分ごろ、札幌市内の風俗店で、接客中の20代女性に小型カメラを向けた疑い。

同署によると、女性が気付き発覚。勤務先の店の従業員が太田容疑者を取り押さえた。同容疑者は、警察官が画像を確認する前に自分でカメラを破壊したという。

NHKは「職員が逮捕されたことは遺憾。事実関係を確認し厳正に対処する」とコメントした。

引用: https://news.yahoo.co.jp/articles/44c42ced2ac936b50755fbfdd35e7de1792fe255

デリヘルの盗撮対策をしてキャストが安心できるお店へ!

この記事では、デリヘルで盗撮されないための対策や万が一盗撮された場合の対処法について解説しました。

デリヘルで盗撮対策をしっかり行うことで、キャストが安心して働けるお店を作ることができます。

やはりデリヘルはキャストがあって成り立つもの。女性の安全を第一に考え盗撮の対策を講じておくことで、お店の売上にも繋がってきます。

盗撮対策をしっかり行い、キャストが安心して働けるお店を作ってください。