これから風俗店を経営しようと考えている場合、風俗店の経営者は一体どのくらい稼いでいるのか気になりますよね。
もしそれほど年収が高くないならやめようかと思ってしまいますし、かなり稼いでいる人が多いなら自分にもチャンスがあると感じるかもしれません。
しかし、結論から述べると風俗店経営者の年収はピンからキリまであります。累計で10億円以上の売上を出す経営者もいれば、全く売上を立てられず赤字続きの経営者もいます。
とはいえ平均でどのくらい稼いでいるのか、どうすればしっかり収益を上げられるのか気になると思います。
この記事では、風俗店の経営者が一体どの程度稼いでいるのか、より稼ぐためにはどういったポイントがあるのかを解説していきます。
目次
風俗店経営者の年収をシミュレーション
まずは風俗店の経営者の年収をシミュレーションで計算していきましょう。
デリヘルの場合
風俗店にはさまざまな業態がありますが、まずはデリヘルの場合で計算してみましょう。
デリヘルの場合、女性を派遣し1人の接客を行ったら女性にその分の給与を支払います。大体売上の50%を女性に渡すという契約を交わすことが多いです。
デリヘルを経営するためには事務所の家賃が必要です。他にも内勤スタッフを雇う必要があります。その他に集客・求人のための広告費も必要です。
家賃は20万円、スタッフは合計3人で人件費は100万円、広告費は80万円とすると、1ヶ月の支出は女性のお給料を抜いて200万円と計算できます。
大衆店の場合、顧客1人あたりの売上は15,000円ほどです。1日に10人の来店があり、30日営業したとすると450万円の売上が出ます。そのうち女性に半分お給料として支払うので、お店の取り分は225万円です。
そこから先ほどの家賃や内勤スタッフのお給料を引くと、残りは25万円になります。このお店の経営者の場合、年収は300万円という計算になります。
しかし1日に20人の来客があると売上は900万円、経営者の手取りは250万円となり年収3,000万円という計算になります。
キャバクラの場合
続いてキャバクラの場合のシミュレーションを行います。
キャバクラは女性が時給制で働きます。キャバクラの時給は高く、4000円ほどが相場と言われています。1日に10人の女性が出勤し6時間勤務して30日間営業したとすると、女性への給与だけで720万円という計算になります。
顧客単価を2万円と想定し、1日に20人の来客があり30日間営業したとすると、売上は月に1,200万円となります。女性のお給料を引くと、480万円となります。
ここに男性スタッフの給与がかかります。スタッフが1日に5人常駐していて、1人あたり40万円で雇っているとすると、月に200万円の人件費がかかります。
キャバクラの場合、飲み物の仕入れ代やテナント代などもかかります。テナント代で40万円、飲み物の仕入れで40万円使うと、残りは120万円となります。
このように、キャバクラの場合は女性のお給料が大きくかかってしまう上、家賃なども支払わなければならないビジネスモデルなため、盛り上がっているお店に見えても経営者が手にする金額はそれほど大きな額にはなりません。
シミュレーションを行うと、意外と経営者でも稼げないということが見えてくるのではないでしょうか。
風俗店の経営者の年収はいくら?
ここまで風俗店経営者がどれくらい稼いでいるのかシミュレーションを行ってきました。
シミュレーションを行うと、理想の月収を稼ぐためにはどれくらいの客単価でどのくらいのお客さんを呼ぶ必要があるのかが見えてきますね。
それでは具体的に、風俗店の経営者は年収いくらくらいを稼いでいるのでしょうか。
地方で1店舗を経営する場合
地方で経営している風俗店経営者の場合、平均月収は約600〜1,000万円です。月に50〜80万円稼いでいるという計算なので、一般のサラリーマンよりは稼いでいるという計算になります。
地方の場合、都心部と比べて顧客の数は少なくなりますが、その分競合他社が少なく差別化しやすいため、勝算はあります。
1日中働き詰めというわけでなく、経営をする側なので比較的時間にも余裕がある状態でこれだけの金額を稼げているので、普通よりも生活水準を高く保てます。
全国で複数店舗を経営する場合
全国で複数店舗を経営している風俗店の経営者の場合、収入は青天井です。
店舗数は無限に増やせます。1店舗のみだと顧客の数に上限がきますが、店舗数が増えるとそれだけ顧客の数も増えるため、収入は青天井になるのです。
複数店舗経営している風俗店経営者の場合、年収で3,000万円ほど稼いでいる人はザラにいます。それ以上稼いでいる風俗店経営者もいます。
ここまで稼げると、自分のやりたいことを自由にできるようになります。さらに店舗の運営を全てスタッフに任せ、店舗が自動で回るように仕組みを構築することで、自分は何もしなくても収入が入るようになります。
風俗店の経営者は必ずしも高収入ではない
風俗店経営者は稼げるというイメージがあるかもしれません。実際かなり稼いでいる風俗店経営者が多いのも事実ですが、その反面稼げず借金をしてしまう風俗店経営者がいることも事実です。
風俗店経営者は一見稼げるように見えますが、意外と高収入でない場合もあります。
これから経営していく上で、高収入にならない理由を理解しておくことも重要なので、続いて必ずしも高収入にならない理由について解説します。
開業資金を回収しなければならない
まずは、開業資金を回収しなければならないという理由が挙げられます。
年収ベースで見ると何百万、何千万と稼いでいる経営者でも、初期投資をしてそれだけ稼げるよう仕組みを作ってきています。
初期投資で数千万かけていると、その資金を回収するまでは実質赤字が続いている状態です。
ビジネスをスタートする初期費用が小さい業態に参入できると、開業資金の回収は短期間で終わり、利益を出しやすくなります。
売上が全て懐に入るわけではない
店舗の経営を行っていると売上を見ますが、売上の全てが自分の懐に入るわけではありません。
売上の中から女性や内勤スタッフのお給料を支払い、広告費も支払い、家賃も支払う必要があります。
ビジネスを回していく上で必要な資金を全て支払って残った分が自分の懐に入ってくる金額になります。
そのため、売り上げが上がっていても、実際収入として入る金額はそれほど大きくない場合もあります。
極力経費を抑え必要な部分にだけ投資するように意識すると、同じ売上でも手元に残る金額は大きくなります。
売上の最大化と支出の最小化のバランスをうまく取り、手元に残るお金を多くする必要があります。
ランニングコストなどのリスクがある
経営を行う上で、どうしても家賃や人件費などのランニングコストが発生します。これらのコストは経営を行う上でリスクとなります。
人件費が払えなくなると当然働いてくれなくなりビジネスは破綻します。そのため常に集客を行い続け、スタッフにしっかりお給料を支払い続けなければなりません。
ランニングコストがかかるため、経営者は売上が上がっていたとしてもそれほど大きく稼げない場合もあります。
風俗店の経営者として高収入を目指すには?
ここまで風俗店の経営者がどの程度稼いでいるのかを、シミュレーションも行いながら解説してきました。
店舗からどの程度売上が上がっているか、店舗を運営するのにどの程度費用がかかっているかを差し引きして、その残った分が経営者の収入として反映されます。
それでは経営者として高収入を目指すには、どういったことを意識すれば良いのでしょうか。
ノウハウを学ぶ
収入を上げるためには、しっかり顧客を集客し、サービスを提供する必要があります。そのため、集客のためのノウハウを学ぶ必要があります。
風俗店の集客は現在主にネットが主流になっています。webマーケティングを学ぶことによって、より多くの顧客を集めるにはどうすればよいのかがわかります。
ノウハウは学ぶだけでなく実践することが重要です。学んだノウハウを自店舗ではどう応用できるかを考え実践し、トライアンドエラーで少しずつブラッシュアップしていき、より多くの顧客を集められるようになります。
まずはマーケティングに関する知識を学び、1人でも多くの顧客を集客できるよう、店舗の集客力をつけていきましょう。
集客力がつけば優秀なスタッフも集まりやすいですしかわいい女性も集まりやすくなります。
強いコンセプトを打ち出す
店舗を経営する上で、店舗のコンセプトをしっかりと定めて、他店にはない強いコンセプトを打ち出すことが重要です。
風俗店は数多くあるため、どうしてあなたの店舗に行かないといけないのか、その理由を顧客がはっきりと認識する必要があります。そこで必要なのがコンセプトです。
コンセプトは「誰に・何を・どのように」届けるかを言語化したものです。コンセプトが定まっていないと、他のお店との差別化ができず、誰にも刺さらないお店になってしまいます。
まずは市場リサーチを行い、それぞれのお店がどんなコンセプトで運営されているのかをみていきましょう。
同時にペルソナの設計も行っていきます。風俗店を利用したことがある人にインタビューを行い、どうしてその風俗店に行ったのか、風俗を通して何を得たいのかなどをヒアリングしましょう。
こうしていくうちに、どんな人にどんな価値を提供できるかが見えてきます。それを一言で表す言葉が見つかると、「うちのお店は〇〇なお店です」と簡潔に表現できるようになります。
私が運営する高級デリヘル「ヴェルグ」は、「モデルと遊ぶ」をコンセプトに経営しているお店です。
お金はたくさん持っているから美女と繋がりたいけど芸能界のコネはない、という人に向けて、モデルクラスの美女をアテンドするというコンセプトで経営しています。
コンセプトが明確になればトップバナーの雰囲気やキャッチコピーなども決まってくるので、まずは他店と比較して負けない強いコンセプトを作りましょう。
風俗店に特化した広告代理店を活用する
風俗店に特化した広告代理店を活用することも、風俗経営で高収入を得るために重要です。
風俗店が広告を出向するのは、シティヘブンや高級デリヘルTOP10といった、さまざまな風俗点が集まるポータルサイトです。これらのポータルサイトのアルゴリズムに熟知していない広告代理店の場合、いくらいい広告を作ったとしてもその効果を最大化できません。
風俗店に特化した広告代理店の場合、主要なポータルサイトのアルゴリズムや機能を押さえているため、広告のパフォーマンスを最大限に高められます。
せっかく同じお金を払うなら、やはり高いパフォーマンスを発揮できる代理店にお願いした方がより集客もできル貯め、広告代理店は風俗店に特化している会社を選びましょう。
多店舗展開を視野に入れる
風俗で高収入を得るためには、1店舗だけの売上だとどうしても限界があります。1店舗だけで利益を最大化しようとするのではなく、多店舗展開を行い複数の店舗から収益を得るようにビジネスモデルを切り替えていきましょう。
多店舗展開するとなると、それだけスタッフが必要になり人件費が嵩んだり家賃も必要になったりします。
複数の店舗を立ち上げている段階はとても苦しいかもしれませんが、一度経営が軌道に乗るとそれぞれの店舗から収益が得られるため、後々はとても楽になります。
1店舗だけだとその店舗がダメージを受けた時に立て直しが大変ですが、多店舗展開できると1店舗がダメでも他の2店舗でカバーするというように、リスクを分散できるというメリットも挙げられます。
そうした意味でも、風俗で高収入を得たい場合は多店舗展開を視野に入れて経営を行いましょう。
優秀な人材を確保する
店舗を経営していく上で、あなたの右腕となってくれる優秀な人材を確保できると非常に強いです。あなた1人では思いつかなかったような発想が思い浮かんだり、サクサクとタスクをこなしてくれたりと、右腕が一人いるのとそうでないのとでは、大きな違いがあります。
優秀な人材を確保するためには、交流の場に積極的に参加し、自分の事業の話をしっかり伝えましょう。特にどうして自分がその事業を行っているのか、将来的にはどんなところを見据えて事業を行っているのかなど、事業のミッションビジョンをしっかり伝えて、それに共鳴してくれる経営者やフリーランスと繋がることができれば、そこからいい人材と出会える可能性が広がります。
いいキャストを揃えられる環境を整える
いいキャストを揃えられる環境を整えておくことも、風俗店でしっかり収益を上げるために重要です。風俗店はやはりキャストありきの商売なので、いいキャストがいればお店の利益が上がりますし、そうでなければなかなか利益を上げるのが難しいです。
風俗店は新人が定期的に入ってくることが重要です。同じ女性でリピーターを作ることも大切ですが、飽きてしまう顧客もいるので定期的に新人の案内を出し、飽きさせない工夫を行う必要があります。
求人広告に力を入れたり、スカウトからの紹介を増やしてもらったり、スカウト会社を開拓したりとった行動を取り、新しいキャストがどんどん流れ込んでくる環境を整えましょう。
風俗店の店舗スタッフは稼げない?
ここまで風俗店の経営者はどれくらい稼げるのかを解説してきました。
経営者は結果が全てで結果を出せば稼げますが、そうでないと稼げず赤字になることもあります。
風俗に関わりながら働く働き方として、スタッフとして働くというパターンも挙げられます。
この場合、どれくらい稼げるのでしょうか。
一般スタッフの場合
風俗店の一般スタッフの場合、月収35万円からスタートの店舗が多いです。
一般企業であれば新卒採用後の給料は20万円ほどです。それと比べるとしっかりと稼げます。
ただし、休みが週に1回だったり、1日の勤務時間が10時間以上だったりと、拘束時間が長いと感じることもあります。
どれだけ稼げるかが大事だという場合は、風俗店で働くことでしっかりお給料をもらえるので向いている働き方と言えます。
店長の場合
風俗店の店長に昇格すると、平均で50万円ほど稼げます。月に50万円稼ぐ人は日本人のトップ10%くらいの人数です。風俗店の店長になれば、日本の上位10%の収入レベルに食い込めるということです。
これだけの給与がもらえていたら生活にゆとりが出て、好きなものを買ったり美味しいものを食べたりできます。
店長を目指して風俗店のスタッフとして働くというルートも悪くないかもしれませんね。
風俗経営で10億稼いだ私の体験談
ここまで風俗店の経営者がどれくらい稼いでいるのかを解説してきました。
風俗店の経営者が稼げているかどうかはその人の力量によるため、稼げている人もいればそうでない人もいます。
私は高級デリヘル「ヴェエルグ」を立ち上げ、類家で10億円以上を売り上げてきました。
最後に私がデリヘルを立ち上げてからどんな経緯で今に至るのか、体験談をシェアさせていただきたいと思います。
デリヘルビジネスをスタートするきっかけ
私は元々ウェブデザイナーとして働いていました。その前はバンドマンとして活動していましたが、デザイナーという職業がかっこいいと思い憧れて入社しました。
入社した時は憧れていた職業に就けたこともあり、仕事に熱中していました。1日に16時間働くということもザラにありましたが、その当時は好きなことを仕事にできていると思い、とにかくいいデザインを追求して働いていました。
しかしそんな時、ふと頭に1つの疑問がよぎりました。
「この時間を自分のビジネスに充てたらどうなるだろうか?」
と。
そこで私は、好きなことから仕事を選ぶのではなく、本当に稼げて時間が自由になるビジネスは何だろうかと考え流ようになりました。いろいろ考えた結果、高級デリヘルに行き着いたのです。
半年間は赤字
最初は当時の彼女の家を事務所変わりにしてビジネスをスタートしました。初期段階は先輩や私の師匠に色々と教わりながら自分のビジネスを進めていきました。
しかし、初めてだったこともあり、なかなか最初はうまくいきませんでした。
性欲は誰でも湧いてくるものだからビジネスとして回るだろうと思っていましたが、予想以上に難しく、半年間は赤字が続いていました。
広告を学び利益が増加
しかしそこで諦めずに、どうしたら利益を出せるのかを考え続けました。
風俗業界は、結局のところ広告を極めることが集客の近道で、最も売上に直結すると考え、広告を学び始めました。
広告を学んで実践しながらトライアンドエラーを繰り返すうちに、徐々にいい広告を作れるようになっていき、少しずつ利益も増加しました。
この頃私は、デリヘルビジネスで稼げる兆しが見え、より集中して事業に取り組むようになりました。
そこからは売上がどんどん上がっていき、赤字も回収し自由に使えるお金も増えてきました。
増えたお金は自己投資に回したり広告を拡大するためのお金に回していき、今のビジネスをどんどん成長させていきました。
仕組みを確立しドバイへ
次に私は、仕組みを作ることに専念しました。ずっと私が内勤スタッフをやっても良いですが、それだと店舗の成長はないため、スタッフを採用し教育しました。
スタッフはやめては入ってを繰り返していましたが、年月をかけて店長を任せてもいいと思えるレベルのスタッフを育て上げることができました。
その後は店長にお店の業務を任せ、私はドバイへ移住し、今はオンラインで月1回お店の定例会議に参加して報告を聞く形になりました。
あなたもしっかり収益を上げてお店の仕組みを作ることで、いつどこにいても収入が得られるように変わっていきます。
そうすると見える世界も変わるので、色んなことに挑戦できたり普通は体験できないようなことも体験できます。
普通の人と同じは嫌だ、人以上にいい生活をしたい、と思っている方はぜひ風俗店の経営者を目指してみてはいかがでしょうか。
風俗店の経営者は実力があれば大きく稼げる
この記事では、風俗店の経営者はどれくらい稼いでいるのか、高収入を得るためにはどういったことを意識すればよいのかを解説してきました。
風俗店の経営者は稼いでいる人とそうでない人に分かれます。
稼げている経営者はとにかくビジネスを学び常に行動を起こして実践を繰り返しています。
風俗店で稼げるようになると、いつどこにいても働けるようになり、あなたがやりたいと思っていたことが叶えられるような状態になっていきます。
私自身もそのような体験をしたため、これから変わりたいと思っている人を陰ながら応援しております。
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