近年、来日する中国人は増加傾向にあり、来日中国人をターゲットにした風俗店も増えてきています。
そのため、「中国人向けの風俗店を経営しよう」と考える人もいるでしょう。
しかし、中国人向けの風俗店には違法店も多く、風営法を遵守しないと摘発されて、刑事罰に課されてしまいます。
そこで今回は、日本で中国人向け風俗が増加している背景について解説していきます。
中国人風俗の代表格「チャイエス」の実態や、中国人向け風俗を経営する上での注意点なども紹介するため、最後まで読んで参考にしてみてください。
目次
日本に中国人向け風俗が増加中!その理由とは?
近年では、日本でも中国人向け風俗が増加しています。
まず初めに、中国人向け風俗が増加している理由を解説していきます。
中国人風俗が増加している理由として、以下の4つが考えられます。
- 在日中国人数が増加している
- 日本人を相手するよりも楽
- 中国では「7泊8日の買春ツアー」も組まれている
- 中国でのAV女優人気が根強い
それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
在日中国人数が増加している
日本に中国人向け風俗が増加している理由としては、在日中国人が増加していることが挙げられます。
現在、来日している中国人の数は82万人以上に上り、東京都だけでも25万人の中国人が訪れています。
ここまで来日中国人が増えているのは、観光ビザの取得が容易になったためです。
また留学や技能実習生として来日する中国人も多く、そのような人たちの消費行動が風俗業界にも影響を与えていると言えます。
日本人を相手するよりも楽
日本人を相手にするよりも、中国人を相手にした方が、キャストが楽というのも、日本に中国人向け風俗が増加している理由です。
日本人の風俗利用者は、心の繋がりを重視している人が多い一方で、中国人の風俗利用者には「短時間で満足したい」と考える人が多い傾向にあります。
日本人はプレイが終わって時間が余ったら、キャストとの会話を楽しむため、時間いっぱい楽しみます。
しかし、中国人はプレイで1発出したら帰る人が圧倒的に多いようで、お店の回転率が上ります。
また、キスを好まない中国人利用者も多く、キャストにガチ恋してストーカーになる人も少ないため、キャスト側の負担は少ないと言えるでしょう。
中国では「7泊8日の買春ツアー」も組まれている
日本に中国人向け風俗が増加している理由は、中国では「7泊8日の買春ツアー」も組まれているほど、日本の風俗店が人気のためです。
この売春ツアーは、観光を名目に日本を訪れ、風俗店を巡ったり、売春を行ったりするツアーです。
一部の旅行代理店がこのようなプランを、中国の富裕層に向けて非公式で打ち出していると噂されており、その需要を日本の風俗店が汲み取っています。
中には好きなAV女優と一晩をともに過ごせるプランも存在しているらしく、中国で日本のアダルト産業が人気を博していることが伺えます。
中国でのAV女優人気が根強い
中国でのAV女優人気が根強いのも、日本に中国人向け風俗が増加している理由の一つです。
中国では日本のAV文化が根強い人気を博しています。
規制が厳しいにも関わらず、多くの日本製アダルトコンテンツがインターネットを通じて拡散され、日本人女性に対する幻想や憧れが強まっています。
このような背景から、中国人観光客が「本物の日本人女性との触れ合い」を求めて風俗店を訪れるケースも少なくありません。
中国人タウンでは中国人限定裏風俗も?!実態を調査
日本にも在日中国人で賑わう中国人タウン(チャイナタウン)が各地に存在しており、その中には中国人限定の裏風俗が運営されています。
ここでは、中国人タウンで営業されている中国人限定裏風俗の実態について解説します。
こうした風俗店は雑居ビルの一室で運営されていることが多く、必要な手続きを踏んでいない違法店がほとんどです。
日本人とバレると追い出されるため、利用はおすすめできません。
雑居ビルの一室に本番もできる風俗が?
中国人タウンで営業している中国人限定の裏風俗は、雑居ビルの一室で営業されているケースが多いです。
外部からは風俗店とわからないようになっており、看板なども出ていません。
主に口コミや紹介を通じて利用者が集まる仕組みで、初めて訪れる客には厳格な確認が行われることが多いようです。
このような風俗店は、店員も利用者も中国人となっており、プレイに本番行為も含まれています。
中にはモデル級の容姿のキャストが数多く在籍している風俗店も多く、多くの中国人から人気を集めています。
しかし、雑居ビルで営業している裏風俗は、チャイニーズマフィアによって運営されているケースも多いため、利用するのはおすすめできません。
日本人とバレると追い出される
中国人タウンで営業している中国人限定裏風俗は、基本的に日本人の利用を認めておらず、日本人とバレると追い出されます。
実際に取材のために中国人限定裏風俗に潜入しようとしたジャーナリストが、身分証を確認され、日本人だとわかると乱暴に追い出されたという報告もあります。
日本人を徹底的に追い出す理由としては、警察に摘発されるのを防ぐためです。
裏風俗は正式な手続きを踏んで開業していないケースがほとんどで、日本人が利用すると、日本の警察が介入するリスクがあります。
そのため、あくまで外国人同士の自由恋愛の範囲で風営法を掻い潜ろうとしているのです。
違法運営で摘発された事例も
中国人タウンで営業している裏風俗が、違法運営で摘発された事例も存在します。
2024年2月、池袋の個室マッサージ店が警察の摘発を受け、経営者やスタッフが逮捕されています。
警察の調査によって、この店舗では無許可営業や本番行為の提供などを行っていた実態が明らかになりました。
このような中国人限定の裏風俗では、中国のSNS「WeChat」やLINEのオープンチャットなどで顧客の予約を受け付けており、日本人は徹底的に締め出しています。
中国人限定裏風俗では、違法性を隠すためにこうした策を講じていますが、結局摘発されるケースが後を断ちません。
中国人経営者による違法風俗が増えている
近年、中国人経営者による違法風俗店が増加しています。
こうした違法風俗店は、マンションや雑居ビルの1室で運営されていることも多く、正式な手続きを行っていません。
キャストとして働いている女性の中には就労ビザを所得していない、不法入国している場合も多く、警察も手を焼いています。
また、このような違法風俗店で得た利益は、チャイニーズマフィアや日本の反社会勢力に流れているケースも多いです。
さらに、中国人経営者による違法風俗店が増加することによって、周辺地域の治安が悪化することも懸念されています。
中には、日本人の利用を認めていない裏風俗も多く、日本人だとバレると暴行を受ける可能性もあるため、こうした裏風俗を利用しないようにしましょう。
熊本のマンションで横行している事案
近年、熊本のマンションで中国人が違法風俗店を運営している治安が多発しています。
熊本で運営している中国人裏風俗は、マッチングアプリで顧客を探し、マッチしたら「部屋に遊びにきてほしい」とマンションに誘うそうです。
熊本県では台湾の半導体大手TSMCの工場開設に伴い、中国人の人口が増加しています。
熊本県では、首都圏よりも手頃な価格でマンションを購入できるため、中国人経営者が分譲マンションを購入し、違法風俗店として利用しているのです。
マンションを利用した違法風俗店は、近隣住民からのクレームによって発覚するケースがほとんどです。
中国人裏風俗を利用すると、利用者も法に問われる可能性があるため、利用するのは避けましょう。
中国人キャストが在籍する裏風俗も増加中
都市部では、中国人キャストが在籍している裏風俗が増えています。
特に東京・池袋などのエリアでは、中国人キャストを売りにした店舗が人気を集めており、こうした店舗の需要は高いようです。
これらの店舗は、格安で本番行為を行える場合も多く、中国人だけでなく、日本人からも一定の人気を集めています。
しかし、経営形態には問題が多く、無許可営業や違法なサービス提供が行われるケースも少なくありません。
中国人キャストを起用することで、日本人客だけでなく中国人観光客や在日中国人を取り込む狙いもあります。
こうした店舗は、繁華街や駅周辺に密集する傾向があり、違法営業が摘発された例も少なくありません。
中国人の風俗と言えばチャイエス!その実態とは?
中国人の風俗といえば、中国式エステ店「チャイエス」が挙げられます。
ここでは中国の風俗「チャイエス」の実態について解説していきます。
チャイエスは本来、マッサージのみを提供する健全店ですが、多くの店舗で性的サービスが提供されているという実態があります。
そんなチャイエスの実態について、詳しく見ていきましょう。
本来はマッサージのみのお店
チャイエスは本来、中国式マッサージのみを提供するお店です。
一般的なエステと同様に、オイルマッサージやリンパマッサージなどを受けることができます。
また、お店によっては指圧や泡洗体、足つぼマッサージを提供しているところも多いです。
チャイエスは駅前や繁華街で営業していることが多く、看板には「マッサージ専門」と記載されています。
そのため、外見では風俗店だと判断しにくい場合が多く、マッサージを受けに入ったら、性的サービスを提供された事例も珍しくありません。
多くのお店でヌキのサービスを実施
本来はマッサージのみのチャイエスですが、多くのお店でヌキのサービスを実施しているのが現状です。
風俗の営業許可を取得しているチャイエスでは、マッサージをしながら際どい箇所を触り、最後は手コキでフィニッシュします。
フェラや本番行為と言った過激な性的サービスは行われないため、利用する際は注意しましょう。
また、チャイエスには店舗型・無店舗型の2種類があり、店舗型は店内の個室でサービスを受けます。
一方で、無店舗型は、自宅やラブホテル、レンタルルームなどにセラピストを派遣し、マッサージを受けます。
「当店は風俗店ではありません」と言った記載があっても、抜きのサービスを提供している場合がある点も、利用者が増加している一因だと言えるでしょう。
本番を行っているお店も
ヌキのサービスを実施しているチャイエスの中には、本番行為を行っているお店も存在します。
本番を行っているチャイエスでは、施術料金に加えて延長・オプション料金などを支払うと、本番行為を行えるお店が多いです。
そのため、ヌキや本番を期待して、チャイエスを利用する人が後を断ちません。
しかし、チャイエスはマッサージのみのお店で、ヌキ・本番行為などの性的サービスを提供するのは違法行為です。
警察の摘発を受けている店舗も多く、過去に一斉摘発された事例も存在します。
摘発のリスクを回避するためにも、チャイエスを経営する上で注意が必要です。
中国人向け風俗を経営する上での注意点解説
ここでは、中国人向け風俗を経営する上での注意点について解説していきます。
主な注意点は、以下の4点です。
- 必ず届出を提出する
- グレーな業態では出店しない
- キャストにルールを遵守させる
- お客にもルールを徹底させる
中国人向け風俗を経営する上で、法令違反やトラブル防止のために押さえておくべきポイントがあります。
それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。
必ず届出を提出する
中国人向け風俗店を経営する際は、必ず届出を提出しましょう。
風俗業店を経営する際には、風俗営業法に基づき、管轄する警察署への届出が必要です。
警察署への届出では、営業形態や所在地、営業時間などを記載した申請書を提出し、許可を受けなければなりません。
届出を提出しないと、無許可営業と見なされ、重い罰則が科される可能性があります。
特に外国人経営者が関与する店舗の場合、日本の風俗営業法に疎く、届出を怠るケースも少なくありません。
風営法の知識に自信がない場合は、専門の行政書士や弁護士に相談し、適切な手続きを行いましょう。
グレーな業態では出店しない
中国人向け風俗店を経営する上では、グレーな業態で出店しないことが重要です。
風俗業界には、マッサージ店やエステ店など、健全店を装いながら性的サービスを提供している店舗も存在します。
特に「チャイエス」と呼ばれる中国式エステ店では、違法な性的サービスを提供して摘発される事例が後を絶ちません。
健全店を装いながら性的なサービスを提供するグレーな業態は、摘発リスクが高まるだけでなく、地域住民や他店舗からの信頼を失う原因になります。
中国人向け風俗店を経営する上では、提供するサービス内容が風俗営業法に抵触しないかを事前に確認し、健全な営業形態を維持することが重要です。
また、風俗営業法の改正にも注意を払い、最新の規制に対応しましょう。
キャストにルールを遵守させる
キャストにルールを遵守させるのも、中国人向け風俗店を経営する上で重要です。
中国人向け風俗店の中には、自身の利益のため、キャストが勝手に本番行為などを行っているケースもあります。
キャストがそのような違法行為を行えば、店舗全体が摘発されるリスクがあるだけでなく、経営者が刑事責任を問われる可能性もあります。
特に、在留資格が不明確な外国人キャストを雇用することは、入管法違反に繋がるため避けましょう。
採用時には、キャストの身分証明書や在留カードの確認を徹底し、適法な範囲内で雇用契約を結ぶことが重要です。
また、店舗で提供するサービス内容や接客方法について明確なルールを設定し、キャストへの教育や研修を行うことで、摘発のリスクを抑えることができます。
お客にもルールを徹底させる
中国人向けの風俗店を経営する場合、お客にもルールを徹底させる姿勢が重要です。
例えば、店舗のサービス内容に関する誤解や不当な要求を防ぐため、事前に利用規約を説明したり、明確な料金表を提示したりといった対策が挙げられます。
また、暴力行為や無断撮影など、顧客による違法行為を防ぐための対策も講じましょう。
外国人顧客を対象にする場合、言語の壁がトラブルの原因になることもあります。
そのため、店舗内に中国語や英語で書かれた注意書きを掲示したり、翻訳ツールを活用したりして、スムーズなコミュニケーションを取れるような体制を構築しましょう。
中国人は在籍させても違法風俗の経営は絶対NG
今回は、日本で中国人向け風俗が増加している背景について解説してきました。
中国人向けの風俗店の中には、適切な手続きを行わず、本番行為などの性的サービスを提供しているお店が後を断ちません。
中国人をキャストとして在籍させることは、法律上問題ありませんが、手続きなしで性的サービスを提供するのは違法行為です。
違法風俗を経営していると、摘発のリスクを負うだけでなく、経営者が刑事罰に問われる可能性もあります。
中国人向けの風俗を日本で経営する際は、しっかり届出を提出し、風俗営業法に抵触しない店舗作りを心掛けましょう。
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