巨大スカウトグループ逮捕の裏側|実態と合法的に稼ぐ方法を解説

巨大スカウトG逮捕の裏側|実態と合法的に稼ぐ方法を解説
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ブラック企業で1日16時間労働の末、最愛の彼女にも振られ31歳の時にぼろぼろになって退職。その後、自分の夢を見直し、デリヘルビジネスに出会い起業。

3ヶ月で黒字、6ヶ月後には月収100万円を達成、すぐに自動化を図り現在ではほとんど働かずに年商1億円の売上をキープ。今はその手法を風俗店起業をしたい方や、経営改善したい方に伝えている。
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先日、巨大スカウトグループ「アクセス」の代表が逮捕されたというニュースが発表されました。警視庁保安課で30年ぶりに特別捜査本部が設置されましたが、これは実にオウム真理教事件以来の出来事です。

これだけ警察が大きく動いている事件なので、その裏側には何があるのか気になるかもしれません。この記事では、今回のスカウトグループ逮捕の事件を受けて、その事件の裏側について真実を暴露し、スカウトで逮捕されずに稼ぐにはどうすればいいのかを解説していきます。

目次

紹介料約70億円?! 風俗スカウト逮捕の実態

紹介料約70億円?! 風俗スカウト逮捕の実態

今回の事件では、なんと紹介料70億円をも荒稼ぎした巨大スカウトグループの代表が逮捕されました。

一体この事件の裏側では何が起こっていたのでしょうか。事件の全容も含めて解説していきます。

スカウトグループ「アクセス」のリーダー遠藤和真容疑者が逮捕

今回の事件では、スカウトグループ「アクセス」のリーダーである遠藤和真容疑者が逮捕されました。遠藤容疑者は、300人以上もが在籍するスカウトグループの代表を務めていました。

組織のトップとしてスカウトを束ねる存在で、70億円もの紹介料をもらっていることから、数々の案件をこなしてきたことがわかります。

紹介料約15%をスカウト会社が報酬として受け取り

そもそもスカウトはどのようにして稼いでいるのかがいまいち掴めていないという人もいるかもしれません。

スカウトは、女性を風俗店に紹介し、紹介した女性が売り上げた金額からパーセンテージを決めて紹介料としてもらっています。

紹介料の割合は紹介する店舗や業態などによって異なりますが、アクセスの場合紹介料は約15%だったとされています。

例えば紹介した女性が月に100万円の売り上げを上げたとすると、アクセス側にはその15%の15万円が入ってくるという仕組みです。

しかもすごい点は、1回だけではなく半永久的に入ってくるという部分です。紹介した女性が翌月、翌々月も100万円の売り上げを上げていれば、スカウト側にも翌月、翌々月にも15万円が入ります。

一種の不労所得のような形で、スカウトした女性がその店舗をやめずに売り上げを上げ続ける限り、スカウト側に利益が入ってきます。

また、女性がその店舗をやめたとしても、女性は稼ぎたいという欲が強いので、スカウトに次にいい店舗がないかを聞いてきます。そうすると、その店舗を辞めたり稼げなくなったとしても、別の店を紹介することで別の店から紹介料をもらい稼ぐことができます。

アクセスもこのような仕組みで70億円という利益を作り出したのです。

利益の半分がスカウトの給料

会社としてはここまで紹介したような仕組みで儲かるのですが、プレイヤーとして働くスカウトはどのように稼いでいるのでしょうか。

スカウトは「アクセス」というグループに在籍して、SNSなどを通して風俗で働きたい女性を捕まえます。そして、働きたい女性に対して風俗店を紹介します。

そうすると店舗から紹介料がグループに入ってきますが、紹介料の半分がアクセス側からお給料という形でスカウトに手渡されるという仕組みになっています。

いわゆる成果報酬制を取っていて、女性を紹介すれば紹介するだけ稼げる仕組みになっています。そのため、稼ぎたいスカウトは自発的に行動を起こし、組織がうまく回るような仕組みになっているのです。

SNSで女性を集め約350店舗に紹介

SNSで女性を集め約350店舗に紹介

Screenshot

スカウトの方法は様々ありますが、アクセスはSNSを駆使して女性を集めていました。SNSは不特定多数の女性と繋がれるため、繋がりを作るにはとても使いやすいツールです。

投稿では紹介した女性が稼げている様子を見せ、信ぴょう性があるように見せて女性にDMを送り、案件の紹介をする、という方法で女性を店舗に紹介していました。

しかも紹介していた店舗は350店舗以上に及ぶとのことです。都内に限らず全国に女性を紹介しているので、SNSを活用するメリットも活かせています。

使用していたSNSは主にX(旧Twitter)です。Xはアダルトに寛容で、風俗嬢が集まる界隈も形成されているため、風俗で働きやすい女性を見つけやすいことから利用されていたと考えられます。

川口市のソープランド代表も逮捕

アクセスが女性を紹介していた店舗の一つに、川口市にあるソープランド「Chou Chou」があげられます。実はこの店舗も、今回の事件の一環として逮捕されました。

こちらは、今回遠藤容疑者が女性を紹介した店舗の1つとして調査が進められ、売春防止法違反に当たるとして、代表の稲毛大樹容疑者が逮捕されました。

ソープランドでは本番行為が行われますが、金銭を支払い本番行為を行うことは法律で禁止されています。またそうした場所を提供することも禁じられていて、売春の場所を提供したとして逮捕されました。

背景には悪徳ホストが

ここまで事件の全容について解説してきましたが、そもそもどうしてこのような事件が起こってしまったのでしょうか。その背景には、悪徳ホストの存在が挙げられます。

風俗店で働いている女性の多くがホストに通っているという場合が多いのですが、悪徳ホストと呼ばれる存在があり、彼らがホストに訪れた女性を風俗に貶めているという実態があります。

ホストは女性からお金をもらわなければ売上が上げられません。そのため、女性に稼いでもらわなくてはなりません。そうなった時に手っ取り早く稼げるのが風俗です。

悪徳ホストはスカウトとタッグを組み、風俗に斡旋するという手口を取ります。最初は女性に仕事面などの悩みを丁寧に聞き、親身に相談に乗ります。その後、偶然スカウトと出会したようなシチュエーションを作り、スカウトを紹介します。

例えば飲み屋でばったりあったようなシチュエーションにして、「仲がいいスカウトなんだ」といった形でスカウトと女性を繋ぎ、そこからはスカウトに仕事を斡旋してもらうという流れです。

ホストとしてもスカウトを紹介することで、女性の稼ぎを把握できるというメリットがあります。女性の稼ぎが分かれば、今月どのくらい売上を作れるのかの目処が立ち、仕事も進めやすくなります。

場合によっては、風俗店からホストにも女性の紹介料が入る場合もあるため、ホストは女性を積極的にスカウトに紹介し、そのまま風俗で働かせ自分の売上にするという構図ができ上がっているのです。

逮捕されたスカウトグループ「アクセス」が行っていた手口とは

逮捕されたスカウトグループ「アクセス」が行っていた手口とは

事件の概要についてお伝えしてきましたが、背景には悪徳ホストの存在がいたり、350店舗以上に女性を紹介していたりと、驚くことが多かったのではないでしょうか。

それでは、今回逮捕されたスカウトグループ「アクセス」は、具体的にどのような手口でスカウトを行っていたのでしょうか。

Xで女性を勧誘

「アクセス」にはプレイヤーと呼ばれるスカウトがいて、彼らがSNSを駆使して風俗で働きたい女性を探してきています。主にXを使用して女性と繋がり、風俗店を紹介するということを行っていました。

Xはアダルトに寛容で、風俗嬢が集まっている界隈があります。「#風俗嬢」などと検索すれば今風俗店で働いている女性や、これから風俗店で働きたい女性がたくさん出てきます。

そうした女性にDMを送り、いいお店を紹介すると言って女性を捕まえてきます。

提携している店舗に女性データを開示

女性がスカウトに店を紹介してほしい、という流れになったら、まずはスカウトは女性にヒアリングを行います。

身長体重などの基本データはもちろん、タトゥーが入っているのか、どんなプレイは可能でどんなプレイはNGか、どれくらい稼ぎたいか、など細かくヒアリングを行います。

こちらに関してはテンプレートがあり、そのフォーマットを女性に送って回答してもらうという流れをとっているスカウトが多いです。

こうして得た女性の情報を見て、その女性だったらどの店舗に合うか複数ピックアップし、その店舗に女性の情報を開示します。

報酬が高い店舗に女性を派遣

報酬が高い店舗に女性を派遣

Screenshot

店舗側は、女性の情報が流れてきたらその女性を採用したいかどうかの連絡をスカウトに入れます。

スカウトは複数の店舗から女性の面接をしたいという連絡をもらうことになるので、複数ある中からその女性が最も稼げるであろう店舗をピックアップし、面接に行かせます。

このお店選びがスカウトにとっても重要で、スカウトの給料は女性の売上とバック率によって決まってきます。

大前提女性が稼げないとスカウトの給料にも反映されないですし、女性が稼げたとしてもバック率が悪いと稼げる金額は少なくなってしまいます。

こうしたことも考慮しながら、女性をどこの店舗に面接に行かせるかを決めます。

女性が働き続ける限り売上のパーセンテージが報酬に

スカウトは、女性を紹介したら単発で収入が入ってそれで終わり、というわけではありません。スカウトは紹介した女性が売上を上げ続ける限り、店舗から紹介料をもらい続けられます。

スカウトが稼げると言われているのは、一度女性を紹介したら、その女性が辞めない限り売上が累積していくという点です。翌月はまた0からスタートではなく、先月紹介した女性がどれだけ稼ぐかも給料に反映されるのです。

アクセスの場合も、女性が働き続ける限り売上のパーセンテージが給料として入るような仕組みをとっていたため、70億円という大金を稼げました。

報酬の受け取りはレターパックで

スカウトの中で最も厄介なのが、報酬の受け取りです。銀行口座への振り込み履歴が残ってしまうと、そこから跡を辿られて色々なお金の動きが発覚してしまいます。そのため基本的には手渡しでやり取りしています。

アセクスの場合、SNSを活用して遠方の店舗にも女性を紹介していたため、報酬の受け取りはレターパックでやり取りしていました。

レターパックであれば中身はわからず、遠方であっても現金を届けられるため、このようにしてお金の流れがわからないような工夫を行っていました。

昇格システムで競争心を煽る

昇格システムで競争心を煽る

Screenshot

アクセスの中には、独自の昇格システムが設けられていました。最初は研修生や新人、社員といったいわゆるプレイヤーという段階からスタートします。この段階では、自分でSNSを動かして女性をスカウトし、店舗に紹介するということを行います。

そこで一定の業績を上げるとプレイヤー幹部と呼ばれるステージに昇格します。ここでもブロンズやシルバー、ゴールドなどランクが分けられています。自分でSNSを動かすことも行いますが、部下のマネジメントも行います。

その後はチーフ・マネージャー・運営とランクが上がっていき、昇格するにつれて紹介料など報酬が増加するシステムが取られていました。

このようなシステムが取られていると、スカウト同士の競争心を煽ることができ、組織としても売上をより追い求めて行動を起こすためいい影響が起こります。

このような昇格システムを設けることでスカウトの競争心を煽り組織を拡大させてきた背景があります。

そもそもスカウトが逮捕される理由は?

そもそもスカウトが逮捕される理由は?

ここまで今回逮捕されたアクセスの実態や事件の裏側について迫ってきました。ここで疑問に感じるかもしれないのが、どうしてそもそもスカウトは逮捕されてしまうのか、という点かもしれません。

スカウトは完全に違法な行為なのでしょうか。法律を1つずつ見ていきながら、スカウトが違法なのかどうかを解説していきます。

職業安定法違反

スカウトは、職業安定法に抵触する可能性があります。職業安定法では、有害業務を紹介することを禁止しています。

有害業務の定義としては、社会共同生活上守られるべき道徳を害する業務を指しています。明確に風俗が有害業務とは指摘されていませんが、多くの場合、風俗は道徳を害する業務として解釈されるため、風俗に女性を紹介することは職業安定法違反で捕まる可能性が高くなります。

組織犯罪処罰法

組織犯罪処罰法は、組織的な犯罪の処罰や犯罪収益の規制などを行う法律とされています。暴力やその他不当な方法により金品を取得する行為を組織的に行うことで、この法律に抵触します。

スカウトも、複数人のプレイヤーを抱えて、組織的に動いています。また風俗店に女性を紹介する紹介料でお金を稼いでいますが、そのお金の稼ぎ方は職業安定法に抵触する場合がほとんどで、不当な方法で金品を取得したとみなされます

こうしたことから、組織的にスカウトを行なっている場合は組織犯罪処罰法によっても罰を課せられる可能性が高いです。

売春防止法

売春防止法は、金銭のやり取りを行い肉体関係をもつことを禁止している法律です。風俗店の中でもソープランドなどに女性を紹介することで、売春防止法に抵触する可能性があります。

スカウトは紹介した先の店舗でどのようなサービスが行われているのかを知った上で女性を紹介します。そのため、女性がお客と肉体関係を持つという前提を理解した上で女性を紹介するため、売春を助長したとみなされます。

こうしたことから、売春防止法によっても罰を課される可能性が高いです

各都道府県の迷惑防止条例

都道府県の迷惑防止条例によっても、スカウトは逮捕される可能性があります。特に路上でスカウトをしている場合は条例により捕まる可能性が高いです。

路上で声をかける際、女性の行く手を阻んでスカウト行為を行うことは禁じられています。しかし強引なスカウトも多く、なんとしてでも女性をスカウトしようと無理やり立ち止まらせる人もいます。

こうしたやり方でスカウトを行なっていると、都道府県の迷惑防止条例に抵触し罰を受けることになります。

スカウトが逮捕された他の事例を紹介

スカウトが逮捕された他の事例を紹介

ここまでスカウトがどうして逮捕されるのかを、法律も紹介しながら解説してきました。これらの法律により、実際にスカウトは逮捕されている事例が発生しています。

これらの事例を見ると、こうしたことは行ってはいけないのだ、ということがより具体的にわかり、対策も見えてきます。

続いて、スカウトが逮捕されたいくつかの事件について事例を見ていきます。

迷惑防止条例違反による逮捕

大阪では、私服姿で警戒中の女性警察官に、「かわいいから絶対売れる」などと声を風俗業に勧誘したとして、大阪府警は30日、兵庫県明石市、無職の男(26)を府迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕したと発表した。

発表では、男は11月29日夜、大阪市中央区の路上で、女性警察官に「キャバクラや風俗の仕事どうですか」などと声をかけた疑い。容疑を認めているという。

府警は29日夜から30日未明にかけ、キタやミナミなどの繁華街で客引きの一斉取り締まりを行った。

職業安定法違反による逮捕

2020年、大阪・ミナミ地区の飲食街で、無許可で職業紹介を行っていたとして、スカウトグループのリーダーが職業安定法違反の疑いで逮捕されました。

警察の発表によると、容疑者は「高収入アルバイト」と称して女性たちを勧誘し、風俗業界への紹介料を得ていたとみられています。グループはSNSも活用して勧誘を行い、違法な職業紹介を長期間にわたり続けていました。大阪府警は、無許可の職業紹介が公衆衛生上の問題を引き起こす危険性があるとして、厳しく対処する方針と発表しています。

組織犯罪処罰法違反による逮捕

2021年、東京・歌舞伎町を拠点とした大規模スカウト組織の幹部が、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで逮捕されました。捜査の結果、容疑者は風俗業界へのスカウト活動を通じて多額の収益を得ており、その資金が暴力団の活動資金となっていたことが判明しました。

警視庁は、スカウト行為を通じて得た収益を組織の資金源とし、勢力を拡大していた背景を問題視しており、今後も組織の解体に向けた摘発を進めるとしています。

売春防止法違反による逮捕

2018年、九州最大の歓楽街・中洲で、スカウトグループのメンバーが売春防止法違反(勧誘・周旋)の疑いで逮捕されました。警察によると、容疑者は「自由な働き方」を売り文句に女性を勧誘し、最終的に売春行為を伴う風俗店に紹介していたとされています。

被害者の女性たちは、当初の説明と異なる仕事内容や厳しいノルマに苦しみ、通報に至ったということです。この事件を受けて、福岡県警は被害防止のための相談窓口を設置し、同様の被害が繰り返されないよう周知活動を行う方針を示しました。

スカウトで逮捕のリスクなく稼ぐ方法

スカウトで逮捕のリスクなく稼ぐ方法

スカウトで逮捕されている事例を見ると、スカウトでは稼げないのかと思ってしまうかもしれません。

その反面、逮捕されずに活動しているスカウトもいるため、方法を考えれば逮捕されずにスカウトを続けられるのかもしれないとも思うかもしれません。

実はスカウトは全てが違法で逮捕されるというわけではありません。やり方を工夫すれば逮捕されずにスカウトとして稼げます。

それでは具体的にスカウトとして稼ぐには、どうすれば良いのでしょうか。

性的サービスのないお店を紹介する

スカウトとして逮捕されてしまうのは、有害業務、つまり風俗店に紹介した場合がほとんどです。この場合、職業安定法に抵触して逮捕されてしまいます。

そうならないためにも、職業安定法に抵触しない職種を紹介するようにしましょう。

風俗店であればほとんどの場合有害業務としてみなされるため、原則風俗店は紹介しないようにしましょう。

夜関係のお店で紹介できる店舗としては、キャバクラや健全なメンズエステなどが挙げられます。

ただし、これらも本当に健全なお店かどうかは、自分が客として潜入したり、お店のオーナーと仲良くなり実態を知った上で紹介するのが良いでしょう。

自分の身を守るためにも、紹介先の店舗でどのようなサービスが行われているのかをしっかりリサーチしておくようにしましょう。

ネットを活用して女性と出会う

スカウトとして稼ぐために、ネットを活用して女性と出会いましょう。路上でナンパして勧誘するという方法もありますが、これは都道府県の迷惑防止条例によって取り締まられることがほとんどです。

路上での勧誘は人目につきやすく、警察が近くを通りかかったら一発でアウトです。逮捕のリスクが高い方法なので避けておくのが無難です。

一方ネットを活用した方法だと迷惑防止条例などは関係なく女性を出会い勧誘できます。どこにいても、いつでもできるというのもメリットの1つです。

あくまで情報提供にとどめる

スカウトはあくまで情報提供にとどめるというのもポイントです。こんなお店があるから面接に行くといいよ、と勧めてしまったり、具体的な求人内容を提示してしまうと、職業安定法に抵触してしまいます。

そのため、あくまで 情報提供というスタンスを貫き、こんなお店があるんだよ、と具体的な求人情報は出さずに、女性からその店舗に面接に行くようアポイントを取ってもらうように仕向ける必要があります。

特にSNSの場合、文面が履歴として残ってしまうため、どのようなやり取りをしていたのかが具体的な証拠として残ってしまいます。

証拠を残さず自分の身を守るためにも、あくまでも情報提供というスタンスは崩さないよう意識しましょう。

有料職業紹介事業許可を取得する

有料職業紹介事業許可を取得すると、自由度高くスカウト業務を行えます。こちらは都道府県の労働局に申請を行うことで、職業安定法で規制されている一部をクリアして、より多くの求人を取り扱えるようになります。

しかし、この許可をもらうためには、紹介業で3年以上の実務経験を積み、500万円ほどの資本金を用意できる資金力を保有していること、などのいくつかの条件が挙げられています。

これらの条件をクリアできるようであれば、有料職業紹介事業許可を取得してスカウト業務を行うことで、法律もクリアにしながら仕事ができます。

厚生省認可の仲介会社と提携する

500万円を用意して許可を取らないとスカウトができないのか、と思うかもしれませんが、この許可を取らなくてもスカウトを安全に行う方法があります。それが、厚生省認可の仲介業者と提携することです。

「ナイトワーク 求人」などと検索すると、合法的に夜の仕事を斡旋している企業が見つかります。これらの企業と提携して女性を紹介できれば、法律の規制を乗り越えながらスカウトとして稼げます。

スカウトは合法的に稼ぐのが最も近道

この記事では、巨大スカウトグループ「アクセス」が逮捕された事件を受けて、スカウトはどうして逮捕されるのか、逮捕されないようにスカウトをするにはどうすればよいのかを解説してきました。

スカウトは職業安定法や売春防止法などさまざまな法律に抵触する可能性があり、これらの法律の規制に引っかかってしまうと逮捕されてしまいます。

しかしこれらの法律を乗り越えながらスカウトを行うこともできます。

これから長期的に稼いでいくのであれば、合法的に稼ぐのが最も近道です。法律について詳しく知った上で、合法的に稼げる手段を見つけて稼ぐようにしましょう。


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