ブラック企業で1日16時間労働の末、最愛の彼女にも振られ31歳の時にぼろぼろになって退職。その後、自分の夢を見直し、デリヘルビジネスに出会い起業。
3ヶ月で黒字、6ヶ月後には月収100万円を達成、すぐに自動化を図り現在ではほとんど働かずに年商1億円の売上をキープ。今はその手法を風俗店起業をしたい方や、経営改善したい方に伝えている。
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近年風俗店、特にデリヘルの出店数が増加しています。年々出店する店舗は増えているものの、撤退する店舗も存在するというのが事実です。
撤退する店舗の原因としては、集客がうまくいかない、あるいは女性求人がうまくいかないというものがほとんどです。
十分に集客し求めている女性に入店してもらうためには、マーケティング思考が欠かせません。マーケティングが十分に行われていないと、店舗が閉店に追いやられてしまいます。
それでは具体的に、風俗店ではどのようなマーケティングを実施すれば良いのでしょうか。高級デリヘルで10億を売り上げた私が取り組んだ施策なども紹介しながら解説していきます。
マーケティングという言葉はよく聞きますが、そもそもマーケティングとはどういった意味があるのでしょうか。
まずは一般的にマーケティングとはどのようなことを指すのかを解説します。
マーケティングについてはネット上のあらゆるページで定義がなされていますが、決まった定義はなくそれぞれバラバラです。共通して言えることは、商品やサービスが売れる仕組みを作るための活動全般がマーケティング、ということです。
かなり広く抽象的なため、あらゆる活動がマーケティングの中に含まれています。
よく似た言葉にセールスがありますが、セールスとの違いは能動的か受動的かです。セールスは商品・サービスを積極的に販売するのに対して、マーケティングは顧客を深く理解し、その顧客が商品・サービスが欲しくなるようにするにはどうすればよいか、どういった思考で商品の購入に至るかを考えて施策を講じることを言います。
マーケティングは、商品やサービスが売れるための仕組みを作る活動全般を指しますが、その内容はかなり多岐に渡ります。
それでは一体どのような活動がマーケティングに含まれているのでしょうか。
商品やサービスを設計するために、まずは市場でどういったサービスが売れているのか、どんな商品がよく流通しているのかをリサーチします。市場調査もマーケティング活動の一環として捉えられています。
マーケティングは、まずはリサーチから始まります。何が売れているのか、どうして売れているのか、どんな人が購入しているのか、などあらゆる視点でリサーチを行い、これから販売する商品・サービスをどう作るかを決めていきます。
風俗店の場合、他店の価格帯やコンセプト、採用している女性のレベル、出店エリアなどがリサーチする対象となります。
リサーチに続いて行われるのが、商品企画や開発です。リサーチした結果をもとにして、どういった商品を市場に出すと売れるかを見極め、商品の企画や開発に取り組みます。
ここで大切なのが、自社で出せる強みです。自社の強みを活かしながら市場にない新たな価値を提供することで、他との差別化を図り集客しやすくなります。
風俗店の場合、例えばスカウトとのコネが多く、ハイクラスな女性を多く用意できるという強みがあれば、価格帯は高めであっても美しい女性と遊びたいと考えている顧客を集められます。逆に女性のバックを極力削り、価格を抑えることも市場に新たな価値を生み出す方法として挙げられます。
市場で求められているものは何かを見極め、それに応えられるような商品を企画し作りましょう。
マーケティングという言葉を聞くと真っ先に思い浮かぶのがこの広告宣伝ではないでしょうか。自社の商品やサービスをCMなどの広告でPRするのが広告宣伝活動です。
ただし広告宣伝の手法はさまざまあります。今はネットが主流になり、ネット広告経由の集客がメインとなりつつあります。ネット広告の中でもSNS広告やリスティング広告、ディスプレイ広告などさまざまな種類があります。
それぞれの種類ごとに取り組むべき施策や改善策が異なってくるため、それぞれの分野のスペシャリストを取り揃えることで、より広告宣伝を強化することができます。
販売促進は、見込み顧客に対して商品やサービスの紹介を行い、購入につなげることを指します。
例えば顧客リストを獲得している場合、そのリストに対して一斉配信を行ったり、カウンセリングのオファーを行うといったのが販売促進の活動として挙げられます。
また既に商品・サービスを購入した顧客に対して、アップセルやクロスセルを行うといった活動も、販売促進に含まれます。
風俗は1回利用したら終了ではなく、その女性が気に入ったらリピートしますし、一度利用した顧客でも自店舗の他の女性を利用する可能性もあります。既存顧客に対して同じ女性のリピートをすすめたり、他の女性がいると紹介することが風俗店での販売促進活動として挙げられます。
顧客管理もマーケティング活動の一環です。一度利用した顧客が二度目に来店した際に、前回の履歴などが残っていると相手の好みなどをある程度把握でき、よりよい提案ができます。単純に覚えてもらえると嬉しいという効果もあります。
顧客情報は収集できるだけ収集しておきましょう。特にメールアドレスや電話番号などの連絡先は必須です。
これらを収集しておくことで、こちらからセールスのメールを送り、成約につなげることができます。
風俗店では顧客管理まで徹底している店舗が少ないです。そのため、顧客管理をしっかり行うことで、売上を底上げできる可能性があります。
マーケティングは広告宣伝以外にも顧客管理や市場分析など、さまざまな活動が含まれています。マーケティングと一言に言ってもかなり広範囲に渡ると感じたかもしれません。
風俗店は性欲があればどの男性でも購入すると思ってしまうかもしれませんが、風俗店だからこそマーケティング思考が非常に重要です。
それではどうして風俗店の経営においてマーケティングが重要なのでしょうか。
風俗店は基本的に顧客から問い合わせがあったり来店することで、顧客を獲得できます。つまり、店舗側から顧客に対して、来店を促すような施策はほとんど行えません。
街中であってもキャッチは厳しく制限されていますし、店前で声をかけるのも、場合によっては客引きと認定され処罰の対象となってしまいます。
こうした理由から、風俗店はどれだけ問い合わせがあったか、そこからどれだけ来店に繋がったかが非常に重要な指標となっています。
問い合わせをもらうためには、顧客がどうしたら問い合わせをしようと思うかを考えて動線や仕組みを考えないといけないため、まさにマーケティング思考が欠かせません。
風俗店だからこそマーケティングが必須と言えます。
風俗店は一部の店舗型の風俗店を除いて、ほぼネット上でしか集客が行えません。実物を見れたり触れたりすると、その場で購入するかどうかを決められるためセールス要素が近くなりますが、ネットの写真などでしか購入するかどうかを決められないため、いかに購入したくなるように見せられるかというマーケティング思考が欠かせません。
風俗店は制欲があれば誰でも使うため儲かりやすい、と思われがちですが、マーケティング思考をしっかり働かせて設計しなければ、顧客は集まらないのが事実です。
風俗業界は年々参入する人が増えてきています。風俗業界自体が以前はアンダーグラウンドな世界だと認識されていましたが、今は世間の目も変わり、以前よりはクリアな世界として見られるようになりました。
そのため、風俗業界に参入しようと考える経営者が増えてきています。事実、年々デリヘルの出店数は増加しています。
こうした背景から、風俗業界は徐々に競争が激しくなりつつあります。
以前だと何も考えなくても集客できていたかもしれませんが、これからの時代はしっかり策を練り、マーケティング戦略を立案した上で施策を実行しないと集客できないようになってきています。
風俗店はただ女性の写真を並べていれば顧客が来店してくれるというわけではありません。しっかりとマーケティング戦略を練った上で集客しなければ、成約には至らず集客ができません。
それでは風俗店がマーケティングを実施するにあたって、どういったことを行えば良いのでしょうか。まずはマーケティングの基礎をお伝えしながら、風俗店の場合に置き換えて解説していきます。
マーケティング戦略を立案する上で、3C分析は欠かせないものです。3C分析とは、Customer、Company、Competitorの頭文字を取ったもので、顧客、自社、他社の3つについて分析を行います。
それでは具体的にどういった分析を行うのでしょうか。
顧客の分析については、ペルソナを作成しましょう。ペルソナとは自社製品を購入する具体的な人物像の設定です。
ペルソナを作成するには、デモグラフィック情報という以下のような項目を決めます。
この他に、サイコグラフィック情報と言われる、顧客の内面を深堀った情報も記載します。
具体的には
すでに顧客がいる場合は、顧客からインタビューを行いこれらの項目を埋めていくと良いです。
ペルソナが定まっていると、その人に向けてどんなメッセージを発すれば良いか、その人に刺さりやすいワードは何か、などが決まってきて、広告を作る際などにも活用できます。
まずは自社の顧客がどんな人物像なのか明確にしましょう。
自社の分析では、自社の強みと弱みを書き出していきます。ここではSWOT分析という分析手法を使いましょう。
SWOT分析はStrength、Weakness、Opportunity、Threatの頭文字を取ったもので、それぞれ強み、弱み、機会、驚異という意味があります。
Strength、Weaknessについては、自社製品の強みと弱みを書き出します。こちらを明確にすることで、積極的に打ち出すべきベネフィットが明確になったり、マイナス面を補うための手段が見えてきたりします。
Strength、Weaknessに関しては内部環境についてですが、Opportunity、Threatに関しては外部環境についての分析になります。
例えば風俗は最近グレーな認識からクリアな認識へ変わりつつあり、以前よりも集客が見込めるというのはOpportunityになります。
一方でこれから参入する人が多そう、開業までのハードルが少し高いといったことはThreatに分類されます。
こうした分析を行い、まずは自社についてどう顧客に見せていくかを定めていきます。
自社の分析を行った上で、競合他社の分析も行いましょう。
競合他社の分析では、売れている競合他社を見つけ、どうして売れているのかを明確にしていきましょう。
まず売れている風俗店店の見つけ方ですが、HPを作り込んでいる、ポータルサイトの上位に表示されている、広告をたくさん出稿している、といったことがあげられます。
売れている風俗店を見つけたら、そのお店がどんなコンセプトで運営しているのか、集客の導線はどう作られているのか、どんな顧客が利用しているのか、価格帯はどれくらいか、どんなサービスを提供しているのか、などを調べていきましょう。
1店舗だけでなく、30店舗ほど調べてリストアップしていくと、それぞれの特徴が見えてきます。基本的には風俗の中でも同じ業種に絞った方が良いですが、場合によっては別業種でリサーチを実施しても構いません。
競合他社の分析を行った上で、自社は何を強みとして打ち出すか、競合とどう差別化するかを考えていきましょう。
コンセプトを明確に打ち出すことも集客を行う上で基礎的な考え方になります。
風俗店を開業する経営者は増えてきて、今や風俗店は増えてきました。
そのため、たくさんある風俗店の中で自社を選んでもらうことが重要です。そこで必要になるのが、競合他社との差別化です。
コンセプトをしっかり打ち出すことで競合他社との差別化を図れるので、自社の強みは何か、どんな部分で競合と差別化できるのかを考えた上でコンセプトを作りましょう。
コンセプトを作ったら、そのコンセプトがしっかり伝わる文言を考え、イメージも作り上げておきましょう。
ビジョンボードといって、コンセプトにあった画像を1枚のスライドに貼り付けていき、自店で提供するサービスのイメージを画像レベルで明確にしておきましょう。
このビジョンボードをもとに広告やHPを作り込めると、コンセプトが際立って顧客に伝わりやすくなります。
コンセプトとペルソナを固めたら、顧客に対して何を打ち出していけば良いかがかなり明確になってきます。
ここまで明確になったら広告などを作成していきますが、広告の効果を測定することもマーケティングにおいて重要です。そこで、KPIとKGIを設定しましょう。
KGIとは売上や成約数など、経営を行う上で最も重視する指標を表します。KPIとはKGIに付随して測定される中間指標です。
例えば売上をKGIに設定した場合を考えましょう。売上は成約数と平均単価の積で決まります。成約数は問い合わせ数と成約率の積で決まりますし、問い合わせ数はインプレッションと問い合わせ率の積で決まります。
このように売上を分解していくと細かい中間指標に分けて行けますが、これらの指標をKPIと呼びます。
KPIを設定してモニターすることで、施策がうまくいっているのかどうかが分かりますし、今改善すべきはどの段階なのかも見えてきます。
有効なKPIを設定して、定期的に数字を追うことで改良改善を重ね、マーケティング効果をより高められます。
ここまで風俗店が実施すべきマーケティングの基礎について解説してきました。基礎部分をおろそかにすると、全ての土台が崩れてしまい、何をやっても集客がうまくいかなくなってしまいます。
そのため、まずはここまで解説してきた基礎部分をしっかり抑えることを意識しましょう。
ここまでをしっかり固められたら、続いて実際に広告宣伝を実施するフェーズに入っていきます。
風俗店の場合は主にこれから紹介する5つのマーケティング戦略が用いられることが多いため、詳しく解説していきます。
風俗店の集客経路として最も多いのがポータプルサイトの広告を経由して成約するというパターンです。
シティヘブンや高級デリヘルTOP10など、風俗に特化したポータプルサイトがあり、ここには既に多くのアクセスが集まっています。しかもこれから風俗を利用したいと考えているユーザーが集まっているため、成約に至る確率も高いです。
ここに広告を出稿することで、自店を認知してもらい、商品の購入へと至ります。
ポータプルサイトに広告を出稿する場合、まず重要なのはHPをどれだけ作り込めているかです。ユーザーはHPの雰囲気や女性の写真を見ています。しかも他店と比較してどちらの女性の方がいいかを決めています。そのため、まずは他のHPに負けないように綺麗なデザインでHPを作り上げることが重要です。
その上で、バナーの作成にこだわりましょう。ポータルサイトでは一覧ページにバナーがずらっと並び、その中から気になったお店の詳細を見るという流れがあります。
つまりバナーで気になってもらえなければ、詳細ページも見られません。
やはりバナーも他の店舗と比較して見られているため、他の店舗よりも魅力的なデザインでバナーを作成する必要があります。
とにかくポータルサイトに掲載されている他の風俗店をリサーチし、その中で勝てるバナーを作るように意識しましょう。
SNSマーケティングも風俗店のマーケティング戦略として重要です。特に風俗店の場合、アダルトに比較的寛容なTwitterが集客用のSNSとして活用しやすいです。
女性のアダルトな写真を掲載してもアカウントが停止しづらいため、男性の目を惹き集客を行えます。
またダイレクトメールを送る機能もついているため、自店のPRをDMで送信することもできます。
最近はTikTokが拡散力のあるSNSとして話題です。以前はダンス動画を投稿するSNSでしたが、今はビジネスで利用している人がかなり増えてきています。
情報を収集しているのも若者だけでなく30代、40代の男性も多いというデータも公表されているため、TikTokも集客用のSNSとして活用できると良いです。
SNSを運用するにあたってもコンセプトが重要になってきます。店舗のコンセプトを明確にした上で、SNSアカウントで何を発信するのかというアカウントのコンセプトも作って発信を行いましょう。
店舗のアカウントを運用するのも良いですし、キャストに依頼してそのキャスト個人のSNSを運用してもらうのもありです。少しキャストに負担はかかるかもしれませんが、キャストも自分のお客さんがいないと稼げないですし、SNSを投稿することでファンになってくれるユーザーも現れるため、キャストにとってもメリットが大きいです。メリット部分をしっかり伝えつつ協力を仰ぎましょう。
SEOマーケティングも風俗店が実施したいマーケティング戦略の1つです。SEOとはGoogleでキーワードを検索した際に上位に表示されるようにするための施策を指します。
例えば「渋谷 風俗」と検索した時に自店のHPが上位に表示されていると、ユーザーは一番上にある自店のリンクをクリックする可能性が高いと思いませんか。
このように検索結果の上位に表示させることで、自店舗のHPへのアクセスを増やし、成約数を増やすというのがSEOマーケティングです。
ただし、「渋谷 風俗」などのキーワードはポータルサイトが上位を占めているため、実際上位に表示させるのは難しいです。
そこでキーワードをずらして「風俗 遊び方」というキーワードを狙い、遊び方を詳しく解説した上で自店舗のPRを行う、というようにすると、価値を提供してユーザーに満足感を与えつつも、自店舗が気になる人は問い合わせをしてくれるという流れを作れます。
またメールアドレスなどのリストを収集し、リストに対して一斉配信で風俗店への来店をオファーするという方法も挙げられます。
このように、自社のメディアを持ち、そのメディアをGoogleの検索結果上位に表示させることで、自店舗の認知度をより高めて来店に繋げられます。
MEOとはGoogleマップで検索された時に上位に表示されるような対策を指します。MEOを実施することで、ユーザーが自店舗の近くで「風俗」などと検索した時にマップに表示されるため、来店してもらえる可能性が高くなります。
Googleマップでは口コミや内観、外観なども掲載できるため、ユーザーが見れる情報が多ければ多いほど気になって来店につながる可能性が高くなりますし、情報がしっかり網羅されていれば検索結果の上位に表示されやすくなっています。
MEOでは得に口コミが重要です。いい口コミを集め、集まった口コミに対して丁寧に返信することで、しっかり運営されているとGoogle側に認識してもらえて、表示順位も高くなります。
利用した顧客に対して、Googleマップで口コミを掲載してくれたら次回割引券プレゼントなどを行い口コミを促進するのもMEO対策として有効です。
インフルエンサーマーケティングは、すでにSNSのフォロワーが多く知名度があるインフルエンサーに対して、自店のPRを行ってもらう施策を指します。
風俗店の場合、全力マンキンさんやルシファーさん、JOJOさんなどが有名どころとして挙げられます。
既に人気のあるインフルエンサーだとそのインフルエンサーのファンにリーチできます。しかも風俗系のインフルエンサーの場合、風俗に興味があるフォロワーしかいないため、かなり濃い見込み顧客がたくさんいる状態なので、成約率も高くなります。
インフルエンサーに依頼して、自店のPR企画を練ってもらいます。こちらから企画を提出するのもありですが、大抵の場合潜入調査系の企画が多くなるかと思います。
企画を立てて撮影当日の段取りなどを打ち合わせし、当日はインフルエンサーと女性が2人で撮影を行います。場合によってはスタッフも同席することもあります。
その後インフルエンサーが動画を作成し自身のSNSにアップしてくれ、多くのフォロワーに認知してもらえます。
濃い見込み顧客に対してすぐにアプローチできるため、即効性が期待できますが、選ぶインフルエンサーを間違えると全く効果が得られない場合もありますし、PRのための料金を支払わないと行けないため、費用対効果が合うかどうかも見極める必要があります。
プロダクトローンチという手法を聞いたことがあるでしょうか。プロダクトローンチとは、見込み顧客に対して商品・サービスの情報を小出しに発信して、徐々に購買意欲を高めていく手法を指します。
プロダクトローンチを実施することで、顧客と信頼関係を築きながら徐々に情報を与えていき、顧客が購入したいという意欲を高められたり、商品・サービスを購入することでどうなるのか、他社製品とどう違うのかなどの教育を行えるといったメリットが挙げられます。
私自身、メールアドレスを収集してアドレスに対してプロダクトローンチを流すことで顧客に高級デリヘルのオファーを行っています。
こうした仕組みを構築することで、いかにリストインさせるかに注力すれば良くなるため、やることも単純になり一点集中で施策を講じやすくなります。
他の風俗店ではほとんど取り入れられていない手法ですが、風俗以外の業界ではかなりメジャーな方法なので、ぜひこちらを取り入れて集客に活用してみてください。
ここまで風俗店が実施すべきマーケティングの基礎から実際のマーケティング戦略について解説してきました。
まずは基礎部分を徹底的に行い、その後どのマーケティング戦略を用いて集客を行うかを決めて施策を実行して行きましょう。
これらのどの戦略でも、マーケティングは顧客の心理を読み、動かすことが求められます。そのため、心理学を学び応用することがマーケティングにおいて必須となります。
続いて、風俗店の集客で活用できるマーケティングのテクニックや人間の心理について解説していきます。
AIDMAの法則は、人間の購買心理に沿って文章を作る際の構成です。それぞれAttention、Interest、Desire、Memory、Actionの頭文字を取ってAIDMAと呼ばれています。
まずはHPや投稿などを認知してもらわなければ、投稿自体が見られることはありません。そのため、ユーザーに投稿を認知してもらうためのAttentionが重要です。
その後その投稿に興味を持ち、続きを読んでみようと思われなければ、途中で離脱されてしまうため、Interestの興味づけが重要です。
続きを読んでくれたら、ユーザーの欲求を煽ります。Desireは渇望するという意味ですが、今の自分だと不満だ、もっとこんな未来に行きたい、というように読者の悩みを浮き彫りにし、理想像を語ります。それにより今の自分の現在地を認識し、理想の未来にいくにはどうしたらいいのだろうか、と考えるようになります。
Memoryは記憶という意味ですが、欲しい服があったけど買わなかった時を想像してください。あの時買っていれば、もしかしたらもう売り切れているのでは、と何度もその服のことが頭をよぎりませんか。このように、MemoryとDesireを繰り返した後に、人はActionを起こします。
こうした購買心理が働いているということを理解した上でマーケティング戦略を立案できると、より顧客の購買心理をくすぐりながら集客に繋げられます。
希少性の法則は、数に限りがあったらつい欲しくなってしまい心理を指します。
分かりやすいものでいくと、数量限定や季節限定といった言葉です。売り場に商品が並んでいてあと2個しか残っていなかったら、他の人に取られないだろうか、早く買った方がいいのではないだろうか、と考えてしまうのも希少性の法則です。
風俗でも希少性の法則を応用して顧客の購買意欲を掻き立てることができます。
例えば有名な女性の場合、「有名人のため、事務所からバレてしまったらいつご案内できなくなるか分かりません」といったワードを添えておくことで、希少性が出て購買意欲が高まります。
また人気だった女性の退店が決まった際には、「あと3日で退店が決まりました」などと宣伝することで、予約が殺到するでしょう。
このように希少性の法則をうまく使い、風俗店の売上を上げることができます。
プロスペクト理論とは、人間はマイナスを極端に避けたがるという心理を指します。例えばじゃんけんで買ったら1万円もらえるけど負けたら1万円を支払わなければならない、というゲームがあった時に、買って1万円を手に入れるよりも負けて1万円を失う方が精神的に大きく作用すると言われています。
このように、人はマイナスを避けようという心理が働くため、その心理を逆手に取りマーケティングにも応用しましょう。
風俗店の場合、女性のランクをいくつか分けておき、値段が上がれば上がるほどルックスレベルの高い女性を案内できるシステムにしたとしましょう。そうすると、最も安い金額であっても風俗では高くないお金を支払うわけですから、それではずれ女性が来たら嫌だなと、少し上のランクの女性を指名する人が多くなります。
このように、マイナスなことを避ける訴求を行うことで、商品やサービスが売れやすい傾向にあるので、活用してください。
ここまで風俗店の集客においてマーケティングが非常に重要であることや、具体的にどういったマーケティング戦略を立てればよいのかを解説してきました。
集客ができなければ店舗の経営は成り立たず潰れてしまいますが、女性求人も経営を継続する上で非常に重要です。
実は、女性求人もマーケティング的思考が非常に重要と言われています。
ここまで集客という観点でマーケティングについて解説してきましたが、最後に女性求人という観点から、風俗店が行うべきマーケティング施策にはどういったものがあるのかを解説して行きます。
まずは入店してほしい女性像を考えましょう。こちらは集客における3C分析のCustomerと同じです。
どんな女性を集めたいのかが明確でなければ、その女性に刺さるキャッチコピーを考えることができませんし、その女性が好むHPのデザインも分かりません。まずはどんな女性が入店して欲しいかを考える必要があります。
そのためには、お店のコンセプトが非常に重要です。例えばモデルと遊べるお店がコンセプトなのであれば、顔立ちが整っていて、スレンダーな女性を集めたいと思うでしょう。一方学園系のコンセプトであれば少し幼く見える女性を集めたいと決まってきます。
このようにお店のコンセプトが定まっていたら集めたい女性像もある程度定まってきます。
その上で、女性の性格や特徴などもより細かく決められると、そうした女性を引き寄せられるため、入店してほしい女性像を明確にして行きましょう。
女性求人はポータルサイトに求人ページを設置し、そこを経由して流れてくる場合が多いです。そのため、他の店舗がどんな求人ページを作っているのかリサーチを行いましょう。
店舗のHPもお店の顔なので女性に見られますが、求人ページがどの程度作り込まれているかもやはり重要です。
またどんな情報が必要なのか、どのように問合せにつなげているのか、どんな女性を狙っているのか、どれくらいのお給料なのか、なども徹底的にリサーチしましょう。
他店のリサーチを行いながら、自店舗の強みを洗い出して行きましょう。
強みとしてはさまざまなものが挙げられます。例えば集客力がありお客さんが絶えないというのも強みですし、待機所が綺麗で設備が整っているというのも強みです。スタッフ間のコミュニケーションが円滑だったり、キャスト同士仲がいいというのも強みとして挙げられるでしょう。
このように自店舗ではどういった強みがあるのかを明確にし、それをHPでしっかりと打ち出して行きましょう。
とはいえ、女性はお金を稼ぐために風俗で働きたいというのが一番強いため、給与面は他の店舗をしっかりリサーチし、相場かそれ以上は出せるようにしておきましょう。場合によっては入店祝い金やインセンティブなどをつけて他店舗と給与面で差別化を図るのもありです。
この記事では、風俗店におけるマーケティングの重要性や風俗店が実施すべきマーケティング戦略について解説してきました。
風俗店は性欲を満たせればよいというわけではなく、いかにその女性と遊びたいと思わせるかを考えて集客を行わなければなりません。
風俗業界に参入する経営者も増えてきているからこそ、しっかりマーケティング戦略を練って集客に結びつけることが非常に重要となっています。
ぜひこの記事を参考に、今のマーケティング戦略を見直してさらに風俗店の集客を加速させてください。
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