



風俗で稼ぐために、ソープランドを新規出店したいと考えている方も多いかもしれません。
しかしソープランドを出店しようと思うと、さまざまな壁が待ち受けています。
ソープランドは新規出店するのが難しい業態と言われていますが、その理由は一体どのようなものなのでしょうか。
また新規出店が難しい中で、ソープランドを開業し経営するためにはどうすれば良いのでしょうか。
この記事で解説していきます。

風俗には様々なジャンルがありますが、その中でもソープランドは新規出店が難しいと言われているジャンルです。
その理由としては、以下のようなものが挙げられます
これらについて詳しく解説します。
ソープランドの開業場所は、風営法や県の条例で規制されていますが、2016年に風営法が改定され、ソープランドの新規出店はほぼ不可能になりました。
その理由が、風営法で場所の制限がされてしまったからです。
これまで風俗店がなかった場所に新しくソープランドを開業することは不可能になりました。
また、学校や図書館、児童施設の周囲200メートル以内は営業禁止区域として定められました。これによりソープランドの新規出店はほぼ不可能となってしまいました。
ソープランドは警察の摘発が厳しいというのも、新規出店が困難な理由として挙げられます。
出店したものの摘発されたら困るので、その対策に慎重にならないといけないですが、摘発されないために超えるハードルが多く、開業を断念する経営者が多いのも事実です。
ソープランドが摘発される理由としては、金銭の授受が発生した上で性交が行われていると発覚した場合などが挙げられます。
他にも風営法違反や職業安定法違反などによっても摘発されます。
ソープランドが摘発されてしまう理由や摘発されたソープランドの事例についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ソープランドを開業し経営するには、多額の資金が必要になります。資金を準備できずに開業を断念する経営者が多いのも、新規出店が困難と言われている理由として挙げられます。
ソープランドを開業するためには1,000万円ほど必要と言われており、その後継続して経営を続ける運転資金として2,000万円ほど必要と言われています。
風俗は銀行の融資などを受けづらいため、これだけの資金を準備するのが困難なことが多く、新規出店が難しいのです。

ソープランドの開業には資金が約1,000万円必要と言われていますが、その内訳はどうなっているのでしょうか。
ソープランドを開業するにあたり必要なものとしては、
が挙げられます。
ソープランドを新規開業する場合、物件を借りる必要があります。ソープランドは個室が少なくても10室ほどあるため、ある程度大きな物件を借りる必要があります。
そのため、物件を借りる初期費用として200~300万円ほど必要と言われています。
店舗を構えるだけでなく、内装工事を行い、設備も整えておかないとソープランドの運営ができません。
ソープランドは各部屋に浴槽を準備する必要があります。部屋も少なくても10室と多いので、それなりに設備投資が必要です。
格安店であれば安くで済ましてもよいかもしれませんが、高級店を運営する場合、やはり内装も綺麗にしておく必要があります。
内装も作り込むとなると、内装・設備費用で200~300万円は必要になります。
ソープランドは出店できる地域が限られていて、ソープ街と呼ばれる場所でしかほぼ出店が不可能です。
繁華街というほどの場所でもなく人通りが少ないため看板などでの集客は難しいですし、キャッチのように店の前に立って集客するのは法律や条例で罰せられます。
そのためソープランドの集客はネットが主流になっています。
ネットで集客しようと思うとホームページは欠かせません。ホームページの良し悪しによって利用するかどうかが決まるので、しっかり作り込んでおく必要があります。
ホームページの制作会社に政策を依頼し、その上女性の写真を撮影したりする必要もあります。
合計するとホームページの制作でも200~300万円必要になります。
ホームページを作ったとしても、ホームページを見てくれる人がいないと集客効果を発揮しません。
ホームページを見てもらうためには、シティヘブンなどのポータルサイトに広告を出稿する必要があります。
ポータルサイトには多くの風俗店が掲載されているので、そもそも自店の存在を知ってもらうためにユーザーの目に留まらないといけません。
ポータルサイトで上位表示させようと思うと、上位のプランを契約したりオプション料金を支払ったりする必要があります。
その結果、1ヶ月間の広告費用として50〜100万円ほどを見込んでおく必要があります。

ここまでソープランドを開業するまでに必要な資金の内訳やソープランドの新規開業が難しいと言われている理由について解説しました。
これらを理解した上で、ソープランドを開業しようと思うとどういった手順を踏めばよいのでしょうか。
続いて、ソープランドを開業するためのフローについて解説します。
ソープランドは風営法により出店地域が制限され、事実上ほぼ新規出店が不可能な状態になりました。
そのため、これからソープランドを新規出店しようとする場合、M&Aで既存のソープランドの経営権を取得するという選択肢が有力になります。
ソープランドの経営権を取得するには、業界のコネクションが必要になります。ソープランドオーナーのコミュニティに積極的に参加して顔を売っておきましょう。長年経営してきたソープランドの場合、後継者を探している経営者もいます。
またM&Aサイトで売却情報を見て、出店したいエリアでのM&A情報がないか探してみましょう。
ソープランドの場合は自分で1から場所を借りて出店するのが難しいので、M&Aで経営権を取得することをメインに考えましょう。
経営権を取得できたらここからようやく自店の準備に取り掛かります。
これまでと同じお店の形態で経営するなら内装などを変える必要はありませんが、新たにお店を作る場合は内装や備品などを一掃する必要があります。
どんな内装にするかあらかじめ構想を練っておくと、業者にも伝えやすく、イメージ通りの内装にでき上がります。
イメージしている内装にちかい写真などを準備しておきましょう。
内装工事に取り掛かっている間に、自社のホームページを制作しましょう。
こちらもお店のコンセプトなどが固まっていればホームページ制作業者にイメージを伝えやすいです。
しっかりコンセプトを固め、どのページにどんなコンテンツを掲載するのか、キャストの写真はどこでどのような構図で撮影するのか、など細かく決めておいた上で制作に取り掛かりましょう。

ホームページを作っている間にキャストの募集も行いましょう。
M&Aで経営権を交代した場合、すでに働いているキャストも引き継いでもらえることになる場合が多いので、新規で募集しなくても経営が成り立つ場合もあります。
しかし風俗業界は入れ替わりが激しいため、1人でも多く新規女性を獲得しておけると後々経営の安定化につながります。
求人ページだけ先に作ってもらい、求人ページができた段階でキャストの募集を行うというのも良いです。
また経営陣が変わることでマニュアルなどお店の内部のルールなどが変わります。これまで働いていた女性やこれから働いてくれる女性に、マニュアルやルールなどをあらためて周知しましょう。
ホームページができあがったらいよいよ集客して新店オープンとなります。
新店のオープン日時が決まったら、オープンの数週間前からポータルサイトなどに広告を出稿し集客を行いましょう。
オープン当日にはお客さんが入っているようにしたいので、オープン当日に広告を出稿していると遅いです。
あらかじめどの媒体に出稿するのかなど戦略を練った上でオープン日を迎えましょう。
以上がソープランドを新規出店する際の一連の流れになります。
ソープランドを出店するには経営権を取得したり多額の初期費用が必要ですし、その後もやることが多く大変に感じたかもしれません。
いきなりソープランドを出店して万が一失敗してしまったら、これまで投資してきた金額が水の泡になってしまいます。
そのため、これまで開業した経験がなく不安な場合は、まずは開業のハードルが低いデリヘルを開業して、一連の流れを掴んだ上でソープランドを開業することをおすすめしております。
デリヘルの場合店舗を構える必要がないため、初期費用をかなり抑えてスタートできるのが大きなメリットです。
デリヘルで成功すればデリヘル経営で収益を立てながらソープランドの開業にも挑戦できますし、成功体験を積むことで自信にも繋がります。
私自身デリヘル経営で10億を稼いできたので、そのノウハウをお伝えすることも可能です。

ソープランドは新規出店が難しいと言われていますが、資金を準備すれば開業できないことはありません。
しかし法律を理解していないと、出店したものの摘発の対象になってしまい経営が長続きしない場合もあるため、法律の理解は欠かせません。
続いて、ソープランドは法律的にどのような立ち位置にあるのかを解説します。
ソープランドは、法律では性風俗特殊営業一号営業に分類されています。これは、
浴場業の施設として個室を設け、当該個室において異性の客に接触する役務を提供する営業
と定められています。
法律的には個室の浴場で体を洗うなど異性の客に接触する役割を提供している場所と捉えられています。
法律的にはソープランドは個室浴場という建前で運営されています。
しかし実態としては、個室の中で性行為が行われています。
これは、個室の中で行われていることは自由恋愛であるという解釈がされています。
売春防止法という法律があり、金銭の授受があった上で肉体関係を持っていると摘発対象になってしまいます。
実態としてはそうなっていますが、警察としてはソープランドでは適切にサービスが提供されていて、売春が行われていないという前提で見ています。
そのため、個室内で男女が肉体関係を持っているのが実態ですが、法律を遵守しながら運営されているとみなされています。

ソープランドの法律的な立ち位置は理解できましたでしょうか。
ソープランドが成り立つ理由を理解した上で、ソープランドを開業してから摘発されない対策を解説していきます。
ソープランドは法律では自由恋愛という解釈がされていて、お店としては個室の浴場を提供しているだけ、という立ち位置なので摘発されません。
しかし男女の間で金銭のやり取りがあった場合、売春防止法にひっかかってしまい摘発の対象になってしまいます。
しかもそれが1件だけでなく、お店に訪れるお客のほとんどがそのような実態だったとわかれば、明らかに店側が売春のための場所を提供していると捉えられてしまい、摘発されてしまいます。
対策としては、お客から女性にお金を渡すのではなく、全額をお店側で受け取り女性にお給料という形で渡す方法を取るのが良いです。
スカウトは、ソープランドで働く女性を集めるために力を発揮してくれますが、悪質なスカウト会社とタッグを組んでしまうと摘発対象になる可能性があります。
そもそもスカウトはソープランドに女性を紹介すると法律で裁かれてしまいます。
ソープランドは、職業安定法で「有害な業務」と定められていて、有害な業務へのあっせんを行うことで法律違反となってしまいます。
特に悪質なスカウトの場合、無理やりソープランドで働かせようとするため、女性から被害届けが出ることもあります。
そうなるとスカウトも逮捕されますが、店舗にも調査が入りそこで売春防止法違反で摘発されてしまうという流れになってしまいます。
小さなトラブルをきっかけにお店が摘発されてしまうこともあります。
例えば葛飾区にあった「有亀角えび店」は、お店とトラブルを起こしていた客が警察に相談し、それをきっかけに摘発されました。
このように、客とのトラブルがきっかけで摘発に至ることもあるので、小さなことでトラブルを起こさないように心がける必要があります。
また、脱税していたことが明るみになり摘発されたお店もあるので、健全な経営を心がけることも重要です。

この記事では、ソープランドの新規出店が難しいと言われている理由や、その中でも摘発されないよう開業するための方法について解説しました。
ソープランドは風営法が改定され、開業できるエリアがかなり限定されてしまいほぼ新規出店が不可能となりました。
その中でも新店を出すためには、経営権を買い取って運営していく方法が挙げられます。
またソープランドは摘発されやすいため、風営法の対策もしっかり行う必要があります。
ソープランドの開業もありですが、近年は無店舗型の風俗の出店数が増加しています。
無店舗型だと開業資金も低く抑えられ、厳しい法律の制限もなく自由度高く運営でき、私はデリヘルで10億稼ぐことができました。
実店舗を持ちたいならソープランドの経営にチャレンジしてみても良いですし、型式にこだわらないのであればデリヘルの開業も視野に入れてみるとやりたいことを形にできるのではないでしょうか。
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